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タイヤの点検 冬の道の特徴を押さえて安全運転をしましょう。

点検 8

冬の安全走行の心得7か条

雪道・凍結路は危険がいっぱい!

冬の安全走行の心得7か条

冬のドライブは、危険がいっぱい。路面の凍結や降雪などにより、事故が起こりやすくなります。普通の道での運転が上手でも、過信は禁物。
ここでは冬のドライブを安全に楽しむための心得をお伝えします。

点検8 冬の安全走行の心得7か条

心得 1滑りやすいポイントを知っておく

雪道・凍結路の走行時は「あぶない!」という瞬間が突然やってきます。
とっさの判断ができるように、さまざまな「滑りやすい」ポイントをあらかじめ知っておきましょう。

トンネルの出入り口

眼の明暗順応で先の状況が見えにくいため、路面状況の変化を予測したドライビングが必要です。

カーブ

遠心力でクルマは外へ、外へと流れやすくなります。対向車線にも気をつけましょう。

交差点

タイヤで凍結した路面が磨かれて、ツルツルなことが多い危険な場所。また雪の壁で交差点自体が見えないこともあるので注意しましょう。

山の陰

氷がいつまでも溶けずに残っている可能性が高い。最新の注意を払ってゆっくり走りましょう。

橋の上

吹きっさらしの路面は凍結している可能性が大。橋=凍結した路面と考えて、慎重に通過しましょう。

坂道

下り坂は止まりにくいので、事前に十分減速を。上り坂では、発進時のアクセル操作を慎重にしましょう。

心得 2ゆっくり慎重に発進

タイヤの空転を防ぐために、ローギアでゆっくりとアクセルを踏み込みます。
ローギアでスリップする場合はセカンドギアでの発進も、ひとつの方法です。
また、上り坂で発進するときは、より慎重に。
MT車の場合は半クラッチなども上手に使いましょう。
心得 2 ゆっくり慎重に発進

心得 3加減速はゆるやかに

コーナーでのスリップやスピンをさけるためにも、手前で十分に減速し慎重に曲がりましょう。
ブレーキも小刻みに踏んだり、エンジンブレーキを有効に使うことがポイントです。
また、わだちのある道ではハンドルを取られないように注意しましょう。
心得 3 加減速はゆるやかに

心得 4急ブレーキは禁物

グリップが低下している冬道での急ブレーキは、タイヤがロックしやすく大変危険。
スリップするだけでなく、ハンドル操作もできなくなります。
ブレーキペダルはかかとを床につけてゆっくりと踏む、エンジンブレーキを使うなど、冬ならではの運転のコツを身につけましょう。
心得 4 急ブレーキは禁物

心得 5車間距離をあける

雪道・凍結路では停止距離が非常に長くなります。
自車が余裕を持って止まれるならば、後続車にもその余裕を分け与える事ができます。
事故に遭わないためにも、前の車両との車間距離を十分にとって走行しましょう。
心得 5 車間距離をあける

心得 6四輪駆動車だからといって過信しない

四輪駆動車の人でも過信は禁物。四輪駆動車といっても、ブレーキ性能はほかの駆動方式と何も変わりません。相対的に車体が重く、発進時にトラクションがかかりやすく安定している分、速度が出やすいのでブレーキ操作は慎重にしましょう。
心得 6 四輪駆動車だからといって過信しない

心得 7スタッドレスタイヤでもチェーンが必要なことがある

「チェーン規制」は、一般的には駆動輪にチェーンを装着するか、全車輪にスタッドレスタイヤを装着する措置を講じていれば、走行可能なことが多いですが、路面状況が悪いときは、スタッドレスタイヤとチェーンの両方が必要な「全車両チェーン装着規制」が行われる場合があります。

この場合、スタッドレスタイヤを履いていたとしても、タイヤチェーンを装着しなければ走行できません。各都道府県によって積雪または凍結した路面での滑り止め防止装置の装着措置が違うので、詳細は目的地や経路地最寄りの日本道路交通情報センターへ問い合わせましょう。
心得 7 スタッドレスタイヤでもチェーンが必要なことがある