menu

ダンロップタイヤ公式Youtubeチャンネル ダンロップタイヤ公式Facebookページ ダンロップタイヤ公式ツイッター ダンロップタイヤ公式インスタグラム

東京オートサロン 2015 ブースリポート

展示紹介

「SP SPORT MAXX」シリーズをブラック、「DIREZZA ZⅡ★(STARSPEC)」をイエローのカラーで象徴

ダンロップブースコンセプト ステージの3面大型LEDモニター  ブースの構成は左エリアに「SP SPORT MAXX」シリーズを、右エリアに「DIREZZA ZⅡ★」をレイアウトし、中央奥にはメインステージを設置しました。 背景のカラーリングは「SP SPORT MAXX」シリーズがシックなブラック、「DIREZZA ZⅡ★」がスポーティなイエロー、ステージの3面大型LEDモニターとブラック&イエローのブランドカラーでまとめ、各タイヤの特徴を視覚的に表現。
来場者にひと目で走りの楽しさを想像してもらえるように演出しました。

「SP SPORT MAXX 050 NEO」とBMW 5シリーズの組み合わせが高次元の走りを予感させる

ランサー・エボリューションⅩ  「SP SPORT MAXX」シリーズのエリアは、装着車両とタイヤの単体展示で構成しました。車両はBMW5シリーズ(528i)。 装着タイヤは最新のプレミアムランフラットタイヤである「SP SPORT MAXX 050 NEO」で、サイズはフロントに245/45RF18 96Yを、リアに275/40RF18 99Yを履いています。
組み合わせたホイールは、レイズ製鍛造アルミホイールのVOLK RACING G27。2×7クロススポークと深いフェイスによる立体感が、足もとの華やかさを引き立てていました。
SP SPORT MAXX 050 NEO  「SP SPORT MAXX 050 NEO」の最大の特長は、“超高精度”を追求した次世代新工法「NEO-T01」の採用にあります。 快適性能と環境性能、そして安全性能を高次元で実現する最新のタイヤ製造技術の「NEO-T01」は、 (1) 実際のタイヤ内側の形状をした金属の立体成形フォーマー(メタルコア)にタイヤの各種部材を貼り付けていく「メタルコア工法」、 (2) 部材の生成・加工からメタルコアへの貼り付けまでのすべてを100分の1ミリ単位のコンピュータ制御システムによってコントロールする「全自動連結コントロール」、 (3) メタルコア工法にすることで新たに強靱な素材を補強部材として採用した「高剛性構造」、という3つのキーテクノロジーを用いた工法です。
これにより、通常工法と比べて高速ユニフォミティの向上とタイヤ自体の軽量化、そして走行時の形状変化の抑制を成し遂げました。 実際にドライブすると、上質な乗り心地やワンランク上の操縦安定性能、高次元のウエット性能などが存分に体感できます。

 「SP SPORT MAXX」シリーズのエリアでは「SP SPORT MAXX 050 NEO」のほかに、
高性能輸入外車に向けたスーパー・ハイパフォーマンスタイヤのSP SPORT MAXX GT」と 輸入外車のポテンシャルを高度に引き出すハイパフォーマンスタイヤの「SP SPORT MAXX TT」、 そしてプレミアムSUVの高荷重・高重心・高出力に対応した「SP QUATTROMAXX」を展示しました。 来場者はトレッドパターンやサイドウォールに関心を持ち、タイヤ表面のゴムに触れるなど熱心に「SP SPORT MAXX」シリーズの特性を確認していました。

SP SPORT MAXX GT SP SPORT MAXX TT SP QUATTROMAXX

サーキット走行の楽しみを「DIREZZA ZⅡ★」とスバルWRX STI Type-Sで具現化

レンジローバー・イヴォーク DIREZZA ZⅡ★のエリアは、装着車両とタイヤの単体展示、そして体感什器で構成しました。
車両はブラック&イエローのダンロップ・カラーで彩られたスバルWRX STI Type-S。
装着タイヤは最新のハイグリップスポーツタイヤである「DIREZZA ZⅡ★」の265/35R18 93Wサイズで、ホイールにはフローフォーミング製法を採用したディープリムデザインのDIREZZA ST01Fを組み合わせています。 また、ブリッツ製ダンパーZZ-Rやフジツボ製マフラーAUTHORIZE RM、レカロ製シートTS-G SK2といったスポーツパーツも装着し、走りのイメージを強調しました。

DIREZZA ZⅡ★ DIREZZA ZⅡ★の特長を紹介しましょう。主なトピックは3点。
(1) 進化した縦・横方向の強力なグリップ
(2) 連続アタックでも安定したLAPタイムを実現
(3) 高次元の操縦安定性能
にまとめられます。
まず、グリップ性能は新材料開発技術の「4D NANO DESIGN」によって具現化されました。 この技術により、タイヤと路面の密着性が高まり、走行初期から強力な縦・横方向のグリップ性能を発揮できるようになりました。
次にLAPタイムに関しては、微粒子カーボンの増量によってMAXグリップを向上させ、同時にポリマー比率を最適化することで高温特性を高めて耐熱ダレ性能を向上させることで、LAPタイムの短縮と連続アタックでの安定したLAPタイムを実現しています。 この特性は今回、モニター映像を使った什器でも体感できるようにアレンジしました。
3つめの操縦安定性能については、「ハードトッピングゴム」や「真円プロファイル」の採用、ランド比を広くとったパターンデザインの導入、ショルダー部の剛性アップなどにより、優れたハンドリングレスポンスと豊かなロードインフォメーションを成し遂げました。

タイヤとモデルのコラボレートでダンロップの高性能スポーツタイヤの世界観を表現

ランフラットタイヤ SP SPORTMAXX 050 NEO  メインステージでは女性MCによるブースナビゲーションや商品説明のほか、モデルとタイヤがコラボレートして「SP SPORT MAXX」シリーズと「DIREZZA ZⅡ★」の世界観を表現する「DUNLOP ULTIMATE TYRE SHOW」が開催されました。

60秒前からのカウントダウンで始まる同ショーは、オープニングでFD3S(マツダRX-7)によるサーキットでのアタックシーンが大型モニターに映し出され、それを背景に女性MCがショーのタイトルをコールします。 激しいビートサウンドのBGMにノリながら、シーン1がスタート。
まずブラックの衣装に身を包んだモデルがキャリアに載せた「SP SPORT MAXX GT」の実物タイヤをブース下手から中央に運び、もうひとりのブラック衣装のモデルが燐としたムードを醸し出しながら上手からウォーキングで中央へ。 そして、タイヤを挟んで2人でポージングをとります。 エレガントでシックな雰囲気のモデルと「SP SPORT MAXX GT」の組み合わせが、タイヤの高性能さとプレミアム感を巧みに引き立てていました。

シーンは変わって2へ。 鮮やかなイエローの衣装に身を包んだモデルがキャリアを使って実物の「DIREZZA ZⅡ★」を下手からブース中央に運び、上手からはやはりイエロー衣装のモデルが軽快な足取りで登場。 タイヤを挟んで中央に並び、笑顔でポージングをとります。快活でスポーティなモデルのイメージが、「DIREZZA ZⅡ★」のキャラクターと見事にマッチしていました。

そしてフィナーレとなるシーン3では、2種類のタイヤと4人のモデルがブース中央に進んでポージング。 ダンロップのハイパフォーマンスタイヤとスポーツタイヤの特性を、各モデルの衣装や演技などによって具象化した演出に、来場者は熱い視線を送っていました。

2015年シーズンのスバルBRZ GT300はダンロップをパートナーにして参戦

ランフラットタイヤ  今回ダンロップブースでは、メインステージで“DUNLOP×SUBARU”を謳ったスペシャル・トークショーも催されました。
スーパーGTシリーズのGT300に参戦するスバルBRZが、2015年シーズンからダンロップのタイヤを装着することになり、その意気込みを語ってもらおうと、チーム総監督でSTIモータースポーツ プロジェクト室 室長の辰己英治さんをゲストとしてトークショーにお招きしました。
スバルファンなら、辰己さんの名前はご存じかもしれません。1970年代から富士重工業の開発本部車両研究実験部に所属し、クルマ好きを魅了してやまないスバル車の走りを演出してきた方なのです。もちろん、モータースポーツなどにもドライバーとして積極的に参戦していました。2006年にSTIに転籍し、車両実験などの統括を経て現職に至っています。

DIREZZA ZⅡ★  トークショーの開始早々、辰己監督はこんなエピソードを発しました。
「私がモータースポーツでダンロップと本格的にパートナーを組むのは、実は2008年が最初なんです」。
スバルは2008年からニュルブルクリンク24時間レースにWRX STIで参戦していますが、そのときのパートナーがダンロップだったのです。辰己監督はダンロップタイヤの特長として、まず「低温に強い」ことを指摘しました。
路面温度が低くても、有効なグリップ力を発揮する。これはレースシーンで大きな武器になります」。
辰己監督は話にひと区切りをつけて、さらなるゲストをステージに招き入れました。BRZ GT300を駆るドライバーの井口卓人選手と山内英輝選手です。
若手の注目株で、気鋭の井口選手は、「本格的なテストはこれからですが、きっといいクルマに仕上がるはず」と意気盛んです。また、ダンロップとのパートナー経験がある新加入の山内選手は、「ダンロップは研究熱心なタイヤメーカー。きっといい結果を残せる」とコメントしていました。
トークショーの締めに辰己監督は、「スバル・ファンとダンロップ・ファンは、何となく気質が似ているような気がする。両ファンの期待に応えられるよう、今年はぜひチャンピオンを取りたい」と意気込みを語りました。
ちなみに、スバル・ブースのメインテーブルには参戦マシンのプロトタイプである「BRZ GT300 2015」が展示されていました。装着タイヤには、黄色のレタリングで“DUNLOP” “DIREZZA”と刻印。
ダンロップとスバルの新たなコラボレートに、期待が膨らみます。

最新テクノロジーを積極的に盛り込んだ高性能タイヤを体感展示した2015年東京オートサロンでのダンロップ・ブース。
愛車の走りをさらに高次元へと昇華させるダンロップ・ブランドのタイヤから、今年も目が離せません。