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東京オートサロン 2014 ブースリポート

展示紹介

道のテーマは“サーキット”。「DIREZZA ZⅡ STAR SPEC」とFD3SでLAPタイムの短縮を表現

FD3S に装着したDIREZZA ZⅡ STAR SPEC  ブース中央のメインステージには、2014年2月から順次発売を開始する最新の ハイグリップスポーツタイヤ「DIREZZA ZⅡ STAR SPEC」(265/35R18 93W)と アルミホイールのDIREZZA ST01F(18×9.0J。マットガンメタリック)を装着するレーシングマシンの「Panspeed FD3S」を展示しました。
サーキットをイメージした舞台で表現したのは、“LAPタイム短縮”。
これはDIREZZA ZⅡ STAR SPECというタイヤのメインテーマとオーバーラップします。

DIREZZA ZⅡ STAR SPEC DIREZZA ZⅡ STAR SPECのプロフィールを紹介しましょう。
主な特長は3点。
(1) 進化した縦・横方向の強力なグリップ
(2) LAPタイムの短縮および連続アタックでの安定したLAPタイム
(3) 高次元の操縦安定性能

に集約できます。
まず、グリップ性能は新材料開発技術の「4D NANO DESIGN」(フォーディー・ナノ・デザイン)によって具現化しました。
この技術により、ゴム全体は剛く、接地面だけを柔らかくする新コンパウンドの開発に成功。 タイヤと路面の密着性が高まり、走行初期から強力な縦・横方向のグリップ性能を発揮できるようになりました。
次にLAPタイムに関しては、前述の新技術に加え、微粒子カーボンの増量によって発熱量を増加(=MAXグリップを向上)させ、同時にポリマー比率を最適化して高温特性を高めて耐熱ダレ性能を向上。 この結果LAPタイムの短縮と連続アタックでの安定したLAPタイムを実現しています。

展示モニター そして操縦安定性能については、「ハードトッピングゴム」「真円プロファイル」の採用、ランド比を広くとったパターンデザインの導入、ショルダー部の剛性アップなどにより、優れたハンドリングレスポンスと豊かなロードインフォメーションを達成しました。
 ブース内のモニターではDIREZZA ZⅡ STAR SPECを履くFD3Sのサーキット走行のビデオ映像も流されました。
ドライバーはタイヤ評価で定評のある大井貴之選手と田中哲也選手が担当。 筑波サーキットを舞台に、最新のDIREZZA ZⅡ STAR SPECと従来品のDIREZZA ZⅡを比較テストした両選手は、1周目LAPや10周目LAP等を計測しながら、DIREZZA ZⅡ STAR SPECの進化ぶりを確認。
LAPタイムの短縮や連続アタックでの熱ダレの少なさ、ハンドリングの良さなどを高く評価しました。

スポーツ走行の“歓び”を「DIREZZA ZⅡ STAR SPEC」とランサー・エボリューションⅩで表現

ランサー・エボリューションⅩ タイヤ展示  DIREZZA ZⅡ STAR SPECの世界観を表現するクルマとしてもう1台、
ランサー・エボリューションⅩを雛壇に上げました。
ダンロップのコーポレートカラーであるイエロー&ブラックに彩られたエボⅩは、265/35R18 93WサイズのDIREZZA ZⅡ STAR SPECタイヤに18×9.0JサイズのDIREZZA RZS(フラットブロンズ)鍛造アルミホイールを装着。 その強靭かつ精悍な足回りが、スポーツ走行での楽しさを予感させます。
 クルマの横には、単体のDIREZZA ZⅡ STAR SPECとDIREZZA RZSも展示しました。
来場者はタイヤ表面のコンパウンドの固さを指で押して確認したり、トレッドパターンやサイドウォールを注視するなど、熱心に最新のハイグリップタイヤの特性をつかみ取ろうとしていました。

「GRANDTREK PT3」とレンジローバー・イヴォークでさらなる高次元の走りへ

レンジローバー・イヴォーク  ダンロップはオンロードにおけるSUV(スポーツ・ユーティリティー・ビークル)の走りをより楽しくするために、新タイヤの 「GRANDTREK PT3」を開発し、2014年3月より順次発売を開始します。 その世界観を表現するため、プレミアムSUVのレンジローバー・イヴォークに225/65R17 102HサイズのGRANDTREK PT3を装着し、今回のショーで来場者に披露しました。

GRANDTREK PT3  オンロード向けSUV用タイヤであるGRANDTREK PT3の特長は、
(1) 高次元の操縦安定性能
(2) 安心感のあるウエット性能
(3) 低燃費&ロングライフ

という3点に集約できます。
操縦安定性能はセンター部のリブ配分を等しくして剛性分布を均一化させた新パターンや真円プロファイルの採用によって、優れた接地圧分布を実現。従来のGRANDTREK PT2に比べて操縦安定性能を18%向上させました。 ウエット性能に関しては、PT2よりシリカの配合割合を増やし、同時に変性ポリマーを導入した“SUV専用低発熱密着ゴム”を採用することで、細かな路面の凹凸に対してタイヤ表面の密着性がアップ。 結果的にウエット性能はPT2比で6%も向上しています。
低燃費については、ポリマーとシリカのしっかりとした結合が不要な発熱を抑制することで、ころがり抵抗をPT2比で11%低減して燃費性能の引き上げを達成。 ロングライフについては、M+S(マッド&スノー)仕様による深溝化とパターン剛性分布の最適化によって、耐摩耗性能をPT2比で35%向上させることで実現しました。
 オンロード向けSUV用タイヤは近年需要が著しく高まっているだけに、会場でのGRANDTREK PT3の注目度は抜群。
シックで上品なトレッドパターンのデザインが、プレミアムSUVのレンジローバー・イヴォークによく映えます。 また、マッチングさせたアルミホイールのSPORT TECHNIC MONO5 D-VERSION(17×7.0J。ガンメタリックポリッシュ)も、クルマの華やかな雰囲気を盛り上げるのに一役かっていました。

次世代プレミアムランフラットタイヤの走りをシミュレーター装置で体感

ランフラットタイヤ  今回のショーでは2014年秋頃にリリース予定の次世代プレミアムランフラットタイヤ「SP SPORTMAXX 050 NEO」のプロトタイプも出品しました。
タイヤ製造における“超高精度”を追求した次世代新工法の「NEO-T01」を導入して生み出したSP SPORTMAXX 050 NEOは、タイヤの内面と同じ形状をした金属の成形フォーマーにタイヤの各種部材を精度よく貼りつける「メタルコア工法」を採用したことがキーポイント。

SP SPORTMAXX 050 NEO これにより、高次元の真円性や高剛性構造を実現しました。
また、NEO-T01による精度向上によって最適な素材配置が可能となり、タイヤ重量の軽量化も成し遂げています。
 SP SPORTMAXX 050 NEO の展示に際しては、単体タイヤやカットモデルなどのほか、その走りが体感できるシミュレーターも設置しました。
コクピットを模したシートに着座してステアリングを握り、スタートボタンを押すと、前方のモニターに走行風景が映し出され、まずは従来タイヤでの振動がシートから乗員の接地部位に伝わってきます。
その後、SP SPORTMAXX 050 NEOの走行パターンに切り替わり、ドライバーが振動の減少をリアルに体感できるという仕組みです。
滑らかで上質な乗り心地に変化する瞬間、思わず「おっ!」と声をあげ、シートから離れる際は「結構違う!」と感嘆する来場者が数多く見受けられました。

“道”を共通テーマに、多様な走りのシチュエーションで真価を発揮する最新タイヤを体感展示した2014年東京オートサロンでのダンロップ・ブース。
愛車の走りを一段とグレードアップさせるダンロップ・ブランドのタイヤに、今後もぜひご注目ください。