マングローブの植樹方法
マングローブの植樹活動は地元自治体指導のもと、地域住民と協力して行われています。
これから行われる植樹作業について、その方法をご紹介します。
淡水と海水が混ざり合う汽水域であれば、どこでもマングローブが育つとはかぎりません。
マングローブは種類によって植生範囲が決まっているため、じっくり時間をかけて植樹場所を選定する必要があります。
植樹用の苗木を作るため、苗床で約6ヶ月間育苗します。
幼い苗を狙うカニやサル、そして強力な直射日光から苗木を守る日々が続きます。
作業しやすいように下草を刈り、潮に流されて苗木を傷めないように、木の周りにまとめます。
植樹場所の目安として、1〜1.5メートル間隔に竹の棒を差していきます。
植樹場所に穴をあけ、苗を穴の中にまっすぐになるように入れ、足で周りの土をかぶせるように踏み固めます。
地域の参加者にも植樹方法の指導を行います。
※画像はイメージです。