もうすぐドライバー歴は、40年になります。
法人タクシーで13年間、個人タクシーで26年間、ハンドルを握ってきました。
個人タクシーを始めたときは、丁度、バブル期でしたから、かなり忙しく、育ち盛りの我が子のためにも、懸命に働きましたね。今は、その子供たちも独立し、
わたくしは3人のおじいちゃんになりました。
2年半前から、トヨタのヴェルファイア HVというミニバンを選びました。
それまでは、ずっとセダンを選んできましたが、今回初めてのミニバンです。
以前はタクシーといえばセダンが基本で、ミニバンなどは少数派でした。
ただ近年、芸能人や政治家の方などの送迎車としてもミニバンが活躍するようになり、その快適さが評価されています。
ハイヤーや法人タクシーだけでなく、個人タクシーでも使用する方が増えたので、セダンよりもお客様のニーズに応えられるミニバンを選びました。
実際、広い車内のミニバンはお客様に好評ですよ。たとえば、ベビーカーも
折り畳めば車内に収まりますので、お子様連れのお客様にも喜ばれますし、
初乗車のお客様の中には、「今度、遠くまで行くときにお願いしても良い?」と
仰っていただける方もいます。
個人タクシーを始めた26年前に、先輩ドライバーからもらった言葉が、今でも私のタイヤ選びの基準になっています。
「タイヤは命。
絶対に、タイヤをケチってはいけないぞ!」と。
クルマの性能や快適性も大切ですが、やはり安全性が第一です。
クルマと路面をつないでいるのは、タイヤだけですからね。
今もその言葉を守り、国内メーカーのプレミアムコンフォートタイヤを頑張って
選んでいます。(笑)
今のクルマ(ヴェルファイア HV )に乗り始めてから、タイヤ交換は今回が初めてでした。それまでは純正タイヤを装着していましたが、ハンドルも重く感じましたし、ロードノイズもあり、少し気になっていました。
それがVEURO VE304に交換してみて、その違いに愕然としました。
タイヤで、ここまで変わるものなのかと!タイヤ交換をして、しばらく走り始めてから、「良いなぁ、これ!!」と呟いてしまったほどです。
私たちタクシードライバーは
まず何よりもお客様に満足していただけなければ、意味がありません。
車内が静かで、安定した走りを提供してくれるVEURO VE304は、
お客様の満足度を高める意味でも良いタイヤだなと思いました。
まずは静粛性の高さですね。
お客様からも、「静かですね」や「乗り心地が良い」というお声を多く頂いております。
走行中に、タイヤから聞こえてくる音が邪魔をして、お客様との会話などを聞き返すことが増えると失礼になります。
タクシーにとって接客は大切なサービスのひとつなので、車内の静かさはとても大切です。
また、年間走行距離の多い個人タクシードライバーにとって、摩耗のスピードが早いとコストにも跳ね返るので、擦り減りにくいことも重要となってきます。
コロナ禍で例年ほどの走行距離ではありませんが、
VEURO VE304を装着してから半年が経過した今でも、装着時と変わらず良い状態を維持してくれていて、性能のバランスが良好です。
ミニバンはセダンと違い、風の抵抗が非常に大きいです。
風が強い時、タイヤが路面をしっかりとつかまえてくれないと
車両がふらつきます。
VEURO VE304は、快適で静かでありながら、グリップ力も高い。
もちろん、状況によりふらつきが起きるときもありますが、
どのような状況でも安心感をもって走れる印象が強いです。
また、走行音が気になる高速走行時でも静かに感じます。もちろん、ドライバーの走り方・好みでベストなタイヤは異なると思いますが、
私の使い方では、とても相性がよく満足できるタイヤですね。
ブレーキ時の止まる距離と安定感は、非常に良いと思います。
雨の日は、昼間に営業をするようにしているのですが、
交通量が多いので走行速度は低めです。
人通りの多い街中では、傘などで視界の悪い歩行者が飛び出してくることもあり、強めにブレーキを掛けてしまうことがあります。
そのような時、VEURO VE304はきちんと路面をとらえてくれて
ウエット性能も高いタイヤだと感じました。
私なら、お薦めしますね。
最近は、海外の新興メーカーから価格的にお手頃なタイヤなども販売・流通していて、コスト重視ならば、そういう選択もあるでしょう。
ただ私は、「タイヤはクルマの命」と肝に銘じており、ご乗車されるお客様の命を
預かるタクシーにとって大切なアイテムですから、タイヤのブランドが持つ信頼性も重視しています。
実際にVEURO VE304を履いた経験からも、同業のドライバー仲間には、
「一度、履いてみてよ!」と自信をもって薦められるタイヤです。