CONTENTS Vol.2

「信頼の裏に、確かな検証」

どんなに高性能を謳っても、
それが本物かどうかを決めるのは
“試された経験”だけ。

DUNLOPは、岡山の自社テストコースで多様な路面を再現し、GRANDTREKの性能を徹底的に磨き続けてきました。

新車装着タイヤという厳しい開発環境で培われた知見を活かし、市販品にも信頼を還元。評価、再現、進化。そのすべてが、GRANDTREKの裏側で確かに積み重ねられています。

Photographer:Fruolux / Hayato Tsuchiya
Writer:igrec,inc. / Sho Yamaguchi

01|なぜ、テストコースを
自らの手で?

正確な評価こそ、信頼の原点

タイヤは、「どんな道で、どんなクルマに、どんな条件で使われるか」によって、乗り心地が大きく変わるパーツです。だからこそDUNLOPは、自社で再現可能な環境を持つことを選びました。
岡山県の静かな山間に広がる「岡山テストコース」は、オフロードの急勾配、モーグル、轍、舗装路や高速周回路まで備えた、ダンロップ独自の総合試験場です。

ここでは、同じ車、同じ路面条件、同じテストドライバーによる「純粋なタイヤの性能差試験」が可能です。こうして得られるデータは、スペックを語る上での“根拠”であり、GRANDTREKの信頼性の裏づけでもあります。

02|新車装着タイヤがGRANDTREKを育てた

市販品よりも、ある意味で
“厳しい”開発現場

GRANDTREKシリーズは、四輪駆動車向けの新車装着タイヤとして、長年にわたり国内外の多くのメーカーに採用されてきました。こうした開発では、車両性能との高い整合性、安全性、耐久性といった厳格な要求に応えることが求められます。

その中で蓄積された構造設計やコンパウンド開発、評価手法といったノウハウは、岡山テストコースでの再現性の高い実証データとともに、市販タイヤ(REP)にも展開されています。専用試験環境があるからこそ、より高精度にその技術を反映し、 GRANDTREK全体の品質を底上げしています。

03|世界が選ぶGRANDTREKの理由

多様な四駆に、信頼の選択を。

GRANDTREKは、ランドクルーザーのみならず、日産パトロールやテラ、ナバラ、いすゞD-MAXなど、世界中の主要な四輪駆動車に純正装着されています。国や車種、使用環境を問わず採用されていることは、 GRANDTREKの高い性能と信頼性の証です。

特に中東・アフリカ・オセアニアなど、過酷な路面環境にある地域ではGRANDTREKの実力を知るユーザーが、交換時にも同じモデルを再び選ぶ、「純正タイヤの指名買い」という現象が見られます。
それは、性能が現場で確かに認められていることを意味します。

その信頼の裏には、DUNLOP岡山テストコースでの徹底的な検証があります。多様な路面を安定して再現できる環境で、走破性・耐久性・静粛性など複合的に評価。世界基準の品質を生む基盤となっています。岡山テストコースで鍛え上げた性能が、国境や路面を越え、世界中で選ばれ続けています。