タイヤは走行していればすり減っていきますが、全体が均等にすり減るわけではなく、運転の癖などで偏ったすり減り方になることを段減りといいます。
タイヤの偏った摩耗を「偏摩耗」と呼びます。幾つか偏摩耗のタイプがありますが、その中の一つが段減りです。
のこぎり歯状摩耗、ヒール&トー摩耗とも呼ぶ人もいます。タイヤの円周方向に、のこぎりの歯に似た摩耗が生じるのが特徴。ブロックパターンタイヤ、乗り心地を重視したタイヤやスタッドレスタイヤなどのブロック形状のタイヤに多く見られる現象です。
適正空気圧の維持、タイヤのローテーションを行うことで段減りを予防・対処することができます。