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新旧2台のレースカーとチューニングコンセプトカー、最新技術のタイヤ、ステージコーナーなどでDUNLOPの“ドライブの楽しさ”を具現化

DUNLOPブースの構成は、中央エリアに日産自動車の名ラリーカーである「DATSUN 240Z」を、右エリアに今年のGT300クラスに参戦した「Hitotsuyama Audi R8 LMS」を、左エリアにチューニングコンセプトカーの「DUNLOP×BLITZ ROADSTER」を展示。

そして、240Zを挟むようにして、右側に新低燃費タイヤの「LE MANS Ⅴ」、左側に新ハイグリップスポーツタイヤの「DIREZZA ZⅢ」のコーナーを設けました。

さらに、中央奥にはトークショーやダンスショーなどを行うメインステージと270インチHD相当の大型スクリーンを設置。その両脇には乗用車および商用車、大型トラックやバス、モータースポーツ用など、DUNLOPのタイヤを一堂にディスプレーしました。

ブース全体のカラーリングはDUNLOPのブランドカラーであるブラック&イエローでまとめています。

また、コンパニオンの衣装はブラック&イエローで仕立てるとともに、上下をセパレートタイプとしてスポーティ感や楽しさを表現しました。

“Zカー”の高性能ぶりを世界中に轟かせたラリーバージョンの「DATSUN 240Z」は、DUNLOPのラリータイヤを履いていた!

日産自動車にとって初代フェアレディZ、輸出名DATSUN 240Zは、国際ラリーに参戦するための重要なベースマシンでもありました。プロトタイプのテストは1970年1月開催のモンテカルロ・ラリー終了後にスタート。

秋にはマシンの準備が完了し、ホモロゲーションの取得も済ませると、早速1970年11月開催のRACラリーに4台の240Zをエントリーします。ここではラウノ・アルトーネン/ポール・イースター選手組の18号車が第7位に入りました。

本格参戦となる1971年1月開催のモンテカルロ・ラリーでは、アルトーネン/イースター選手組の62号車が第5位、トニー・フォール/マイク・ウッド選手組の70号車が第10位にランクイン。そして、同年4月開催のサファリ・ラリーではエドガー・ヘルマン/ハンス・シューラー選手組の11号車が優勝、シェカール・メータ/マイク・ダウティ選手組の31号車が第2位という輝かしい戦績を残しました。

翌'72年シーズンでは、モンテカルロ・ラリーでアルトーネン/ジャン・トッド選手組の5号車が第3位に、サファリ・ラリーでヘルマン/シューラー選手組の10号車が第5位、アルトーネン/フォール選手組の5号車が第6位に入ります。240Zによるワークス参戦の最終年となった1973年シーズンでは、エンジン排気量を2498ccにまで拡大して戦闘力をアップ。そして、サファリ・ラリーでメータ/ロフティ・ドゥルーズ選手組の1号車が見事に優勝を飾りました。

展示車は1972年のモンテカルロで第3位入賞を果たしたアルトーネン/トッド選手組の240Zの5号車。タイヤにはFR70-14(DUNLOP PW72)を装着しています。レッド&ブラックのカラーリングに、当時のラリー・パーツで武装した勇ましい姿に、来場者も興味津々。「なぜここにZが?」の問いに、「実はDUNLOPの高性能タイヤを履いてラリーに参戦していまして――」と答えるスタッフの姿が何度も見受けられました。また、コ・ドライバーのトッドのカタカナ表記に、「トッドって、今のFIA会長のジャン・トッドか!」と驚いている人も多くいました。

ちなみに、240Zを展示した理由についてDUNLOPスタッフは、「昨年のショーで展示したALPINE M63が大変好評で、DUNLOPのモータースポーツ活動の歴史を表現するうえでヒストリックカーの展示は欠かせない、ということになりました」との答え。「では、来年のオートサロンでもDUNLOPタイヤを装着した名レースカーの展示が――」の問いには、「まだわかりませんが、ぜひやりたいですねぇ(笑)」と回答していました。来年のDUNLOPブースでは、どんな名車が見られるか……。いまから楽しみです。

DUNLOPのレースタイヤを装着する2016年シーズンGT300クラス第3位の「Hitotsuyama Audi R8 LMS」が登場!

 モータースポーツにおけるDUNLOPユーザーの往年の名車がDATSUN 240Zなら、最新の1台は「Hitotsuyama Audi R8 LMS」が代表格の1台になるでしょう。

Audi R8 LMS は、市販モデルのAudi R8をベースに、FIA GT3カテゴリーのレギュレーションに則ってAudiのモータースポーツ部門が開発・製造したレーシングマシンです。空力パーツを満載した専用ボディに5.2ℓ・V型10気筒DOHCの強力エンジンを搭載したHitotsuyama Audi R8 LMSは、シューズに専用開発のDUNLOPレースタイヤを装着。

2016年シーズンのSuper GT GT300では実力派のリチャード・ライアン選手と藤田誠暢選手がドライバーを務め、第5戦の富士で2位、第3戦代替戦のもてぎで初優勝を飾るなど、DUNLOPユーザーのトップとなるシリーズランキング3位の好成績を残しました。

鮮やかなシルバーとレッド、そしてブラックのアクセントで彩られたボディに、ブラック&イエローのDUNLOPステッカーが映える21号車のHitotsuyama Audi R8 LMSは、ブースでも大注目。アグレッシブなパーツ群の形状をじっくりとながめたりする来場者が後を絶ちませんでした。

チューニングメーカーのBLITZとタッグを組んで製作したマツダ・ロードスターのカスタムカーを披露

今回のショーでは、新たな試みのカスタムカーも出品しました。匠のチューニングメーカーとして名を馳せるBLITZとタイアップして製作した「DUNLOP×BLITZ ROADSTER」です。

市販モデルのNDロードスターをベースに、「車検対応レベルでのチューニングによる筑波最速のNDロードスター」を目指して開発したDUNLOP×BLITZ ROADSTERは、BLITZ TURBO SYSTEMを装着したP5-VP型1.5ℓ直列4気筒DOHCエンジン(186.4ps/22.6kg・m)に、BLITZ DAMPER ZZ-R Spec-Cを組み込んだサスペンション、BLITZ BIG CALIPER KITを配した4POTベンチレーテッドディスクブレーキ、BLITZ AERO SPEED R-Concept FULL KITの外装などで仕立てられています。

そして、シューズには235/40R17サイズのDUNLOP DIREZZA ZⅢタイヤと8.5J×17 +45サイズのENKEI PFM1アルミホイールを組み合わせました。

 DUNLOP×BLITZ ROADSTERは、2016年12月に筑波サーキットコース2000においてNDロードスター最速の1”03.557を記録します。ドライビングを担ったのは、GT300でスバルBRZを、ニュルブルクリンク24時間レースでスバルWRX STIを駆り、Team DIREZZAでもコーチを務めるなど、屈指のDUNLOP使いであるレーシングドライバーの山内英輝選手。

実は山内選手は、筑波において最新のハイパフォーマンスタイヤであるDIREZZA ZⅢのテストも行いました。 その印象は後述のトークショーで紹介します。

オートサロン限定のアイドルユニット「Mottie!!」が復活ライブステージを披露!

 ブースの一番奥には、超大型モニターを中央に、レーシングカート用の小さなタイヤからトラック用の大型タイヤまでのDUNLOP製品をフルラインアップで展示したコーナーを左右に据えるメインステージが設置されます。 ここでは、昨年と同様、期間限定アイドルユニット「Mottie!!」のダンスショーとモータースポーツに関するトークショーが開催されました。  復活したMottie!!は、前回と同様にオートサロンの初日にデビューを飾り、3日目の最終ステージで解散という、期間限定のアイドルユニットです。DUNLOPタイヤの特長である長持ちの“持ち”からMottie!!(モッティー)と命名したユニットは、橋本真衣さん(まいまい)、大嶋江里菜さん(えり)、汐海夏那さん(かなな)、そして新メンバーの湯本葵さん(あーちゃん)という4人で構成。 ショーのために作られたキャッチーな歌と踊りを、元気いっぱいに、しかもキュートな衣装で披露するMottie!!のパフォーマンスは、DUNLOPブースをより楽しくて陽気なムードに変えていました。

モータースポーツに関するあらゆる質問をドライバーやMCが目の前で回答

今回のオートサロンでは「モータースポーツ コンシェルジュ」と称した、モータースポーツに関するあらゆる質問をドライバーやMCが目の前で回答するコーナーも設けられました。 案内人を務めたのは、ラリードライバーの勝田範彦選手/石田裕一選手、GT300などで活躍するレーシングドライバーの山内英輝選手、モータースポーツの実況などで人気のピエール北川さん、そして全日本プロドリフト選手権(D1グランプリ)にDUNLOPのサポートを得て参戦する“のむけん”こと野村謙選手など。コンシェルジュたちは来場者からの質問に丁寧に答え、またサインや写真などの求めにも気軽に応じていました。

最新のタイヤを通じて、そしてモータースポーツの世界を通じて、ドライブの楽しさを徹底追求している姿勢を披露した2017年東京オートサロンでのDUNLOPブース。クルマを足もとで支えるタイヤの技術革新に情熱を燃やすDUNLOPに、2017年もぜひご期待ください。