活動レポート
岩手県
一関市
久保川流域の
生態系を
取り戻そう!
久保川イーハトーブ
自然再生協議会
2014年8月3日(日)
8月3日(日)「岩手県一関市」にて「久保川イーハトーブ自然再生協議会」の活動に参加し、ため池造成作業を実施いたしました。
当日は真夏の日差しが厳しい中での作業となりましたが、ダンロップ社員やその家族、ボランティアの方々など総勢60名以上が参加しました。
はじめに、「久保川イーハトーブ自然再生協議会」千坂様から、かつてこの地域に広がった棚田の重要な水源として600個以上も造成された「ため池」の存在と、そこに生きる多様な水生生物についてご説明をいただきました。
元来から生息している在来種を脅かすウシガエルやゲンゴロウなどの外来種の防除などの活動を通し、久保川周辺の自然を将来の子どもたちのために守っていきたいという想いを伺いました。
「久保川イーハトーブ自然再生協議会」研究員の佐藤様より、ため池に元来から生息している在来種で、現在は東北地方でのみ生息している絶滅危惧種の「シナイモツゴ」についてご説明をいただきました。
作業内容をご説明いただき、実際のため池へ
ノハナショウブやニッコウキスゲ、カワラナデシコやヤマユリなど、合計600本の苗をため池周辺に植えました。
家族そろって楽しく植栽を行いました。
また、ため池でとんぼや魚のすみかとなる浮島作りに挑戦。
地元のボランティアのご指導もあり、無事に浮いてくれました。
暑い中、一緒に頑張った地元のボランティアの方々とお弁当を美味しくいただきました。
最後に、みんなで造成をしたため池に大切なシナイモツゴ約30匹を放流。
作業をやり遂げた達成感と充実感から拍手が起き、笑顔のうちに無事作業を終了しました。
チーム エナセーブ未来プロジェクトは今後とも「久保川イーハトーブ自然再生協議会」を応援していきます。