2017年9月10日(日)「愛知県瀬戸市」にて「NPO法人海上の森の会」の活動に参加し、森の間伐作業を行いました。
愛知県で初めての「チームエナセーブ 未来プロジェクト」の実施となりましたが、当日は晴天で暑い一日となり、地元のダンロップ社員やその家族など総勢約50名が参加し、間伐作業に汗を流しました。

海上の森とは?

「海上の森」は、瀬戸市の南東部に位置する都市近郊林です。
「海上の森」には、豊かな森林や農地、水辺等があり、オオタカやシデコブシなど様々な動植物が生息しています。
「海上の森」の一部は、“自然の智” をテーマとして開催された「愛・地球博 (愛知万博) 」の会場となりました。
会場に作られたパビリオン「瀬戸愛知県館」は、万博閉幕後に改修され、平成18年秋に「あいち海上の森センター」としてオープンしました。
センターでは、愛知万博の理念と成果を継承しつつ、愛知万博の原点である「海上の森」を将来にわたり保全するとともに、人と自然のかかわりを探求する学びと交流の拠点づくりを進めています。

活動のはじめに、「あいち海上の森センター」センター長の小林様と「NPO法人海上の森の会」理事長の浦井様よりご挨拶をいただきました。

作業場への移動～自然観察

朝礼場所から作業場まで、豊かな自然を堪能しながら皆で移動。

間伐作業の準備

間伐作業を実施する前に間伐の流れや必要な道具を説明いただき、準備運動をして出発。

間伐作業

直径30センチ以上もある大きな木を倒します。
かかり木にならないようロープをはるだけでも一苦労。木を切り倒したい方向へのこぎりを入れて伐倒！！

皆が見守る中、無事に切り倒すことができました。

倒した木は細かい枝を切り落とす「枝払い」をして丸太にする「玉切り」をして間伐材になります。
大切な資源である丸太は無駄なくリサイクルされます。

森を元気に保つために・・・

間伐する事で森の土壌の保持、樹木の生長を促し、森が活性化します。
残った樹木の成長や根の発達が促進され、風雪害に強い森林をつくります。
また、林内に陽光が差し込むため、下層植生が繁茂して表土の流出を防ぎます。

里山サテライト（愛称：かたりべの家）で昼食

趣のある「里山サテライト」を昼食の場として、ご提供頂きました。
こちらは、海上の里にあった古民家を活用した木造2階建ての建物で、休憩場所となっております。

地元のお弁当を堪能

海上の森の会の会員の方々に、今日の為に作ってもらった豚汁とお弁当を美味しくいただきました。

みんなで記念写真

チーム エナセーブ未来プロジェクトは今後とも「NPO法人海上の森の会」を応援していきます。