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LANCER EVOLUTION X STAR SPEC PROJECT

LANCER EVOLUTION X STAR SPEC PROJECT
分析/トライ&エラーの先 - 終着点

ノーマルの素性を確認しつつパワーアップを実施

LANCER EVOLUTION X エンジン まずは、ノーマルでの実力を計るために春先の筑波サーキットにエボⅩが持ち込まれた。タイヤのみ純正と同サイズのZ1 STAR SPECに履き替えられて、計測したタイムが1分6秒75。やはりエボⅩは、先代から大幅にサイズアップされ重量も増えたためロール量が多く、コーナリングスピードを稼げないとのことだった。この結果を踏まえて、2回目に行なったテストでは、ロール量の抑制を考え車高調を装着。また吸排気系のパーツも交換され若干のパワーアップを実施。併せて、ブレーキパッドもスポーツタイプに変更。この仕様で計測されたタイムが1分4秒7。タイヤサイズは純正と同様の245と265サイズの比較を行なったが、この程度の仕様なら245サイズの方がドライバビリティがよく265サイズになるとタイヤグリップがマシンに勝ってしまうという印象だった。目標としている59秒台までは、まだ4秒以上あり、今後は足まわりのセットアップとともに大幅なパワーアップが必要となった。

ダンロップアーチとLANCER  この後は、筑波サーキットのタイムアタックと同時にディレッツァチャレンジのプロモーションも兼ねて各地のサーキットでタイムアタックを行ない、仕様やセットアップを煮詰めていく作業を進めた。まずは、BLITZのブーストコントローラーとR-VITで燃調のコントロールを行ないパワーアップを図る。だがこの状態だとタイムアタック時にエンジンチェックランプが点滅することがあったため、コンピュータを純正書き換えタイプに変更しブーストアップを実施。これによりトラブルも解消でき、その後はサージタンクやカムを交換しさらなるパワーアップを行なった。

この時点で最高出力が400ps、最大トルクが50kgmとノーマルを大幅に上まわるパワー、トルクを発揮。この状態で3回目の筑波サーキットでのタイムアタックを実施する。
ドライバーのインフォメーションとして、コーナーをより小さくまわりアクセルの全開率を増やしたいとのことで、アライメントを大幅に変更を加ている。
具体的には、キャンバー角をフロント、リアともにネガティブ側に振り、アライメントも旋回性能を上げるためにトーアウトにした。この結果、前回のタイムを約1秒上回る1分3秒91を記録した。しかし、まだ目標タイムには届かなく、次回はタービン交換をして挑むことになった。

LANCER EVOLUTION X 搭載パーツ  そして12月上旬にプロジェクトの締めくくりとして、最後となる筑波サーキットのタイムアタックを行なった。前回からリファインされたのはタービンとミッション、タイヤサイズになる。まずタービンは、BLITZのK5C-470Rというウエストゲートタイプをチョイス。ミッションは、前回のテストでバックストレートのギア比が合わず、4速のレブリミットに当たっていたそうだ。しかもノーマルのミッションは5速がクルージング用になっていて4速と離れている。そのため5速のギア比が均等に分かれているラリーアート製に変更。タイヤサイズは、パワーアップとともに前後265サイズとした。この仕様のデータとしては最高出力が490ps、最大トルクが53kgm。これらの仕様変更の結果、記録したタイムは1分2秒51。目標のタイムを記録することはできなかったが、ノーマルからは4秒以上のタイムアップを果たしたのだ。

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