2011年11月27日(日)、各地方予選を勝ち抜いた60台がディレッツァマイスターを決めるために袖ヶ浦フォレスト・レースウェイに集まった。
決勝大会のルールは予選大会とは違って「変則ノックダウン方式」で行われる。
朝の練習走行を終えると、20分間のセッション1。このセッション1の上位3名はシードとなり、そのままセッション3へと駒を進める。
セッション2では、上位5名がセッション3の舞台に立つことが出来る。
しかし、セッション2は10分間という短い時間の中で行われ、加えてセッション3へのインターバルが5分しかない。
ファイナル・セッションとなるセッション3は10分間。このセッションで勝ち抜いた者が、真のディレッツァマイスターとなる。
この変則ノックダウン方式は、ディレッツァチャレンジ独自のシステム。
セッション1で勝ち抜けてセッション3に向けて準備をするのか、それともセッション2でタイヤを温めてインターバルの短さを生かしそのままセッション3へと上がるのか、自分にとって有利な作戦を立てることも出来るのだ。
しかし、今回のステージはディレッツァチャレンジ初開催となる袖ヶ浦フォレスト・レースウェイ。
「このコースは全長2.4km。予選大会を開催していたコースに対して約2倍の距離。そして全域15mという広いコース幅があるため、コース攻略が出来ていなければタイムを出すことは出来ない。」と大井競技長。
熱心に事前練習を行った選手がいる一方で、袖ヶ浦フォレスト・レースウェイを走行した経験が少なく、不安を口にする選手も少なくないが、泣いても笑っても今日一日が勝負だ。
決勝大会のゲストドライバーは服部尚貴選手と青木孝行選手。今までにない高速コースであることもあり、朝のブリーフィングではクーリング走行時のマナー、ルールなどについていつも以上に細かい説明があるなど、決勝大会ならではの緊張感が溢れていた。
●練習走行
排気量1900cc以下の車両と排気量を問わずすべてのFF車両で争われるクラス1の出走台数は15台。
各予選大会上位3名と、繰上げ出走者及び競技委員長の選抜枠であるワイルドカードを得たドライバーが出走した。
#12堀田選手のスターレット・グランツァV以外すべてホンダ車という構成である。
朝一番に行われるクラス1の練習走行は、路面がまだ温まっていない状況の中スタート。
FF車にとって厳しいコンディションだったが、地元#4岩田選手(EG6)が2ラップ目に1分11秒156のトップタイムをマーク! 4Lapで早々にピットに戻る。
「1分11秒156というタイムは、NA・ラジアルのレコードタイム!
練習走行はリザルトに関係しないが、今が今日一番のコンディションである可能性大。
一発出しておきたくなる気持ちは分かる」と大井競技長。
リザルトには関係ないが、ライバルに対して大きなプレッシャーになったことだけは間違いない。
結果は、日光大会1位の#4岩田選手(EG6)の1分11秒156がトップタイム。
続いて、2008年度、2010年度と2度ディレッツァチャレンジのチャンピオンに輝き、2009年度も2位を獲得した#1池田選手(EG6)が1分12秒321、美浜で3位を獲得した若手新人の#3石井選手(FD2)が1分13秒123と続いた。
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●セッション1
遂にセッション1の幕が開けたが、前日に「初めてのコースだから、まずは安全に行きます!」と語っていた#15前田選手(EG6)が駆動トラブルで惜しくも出走を見送ることとなってしまった。
練習走行時に対して気温が上昇し、オイル処理によって路面も悪化した条件の中、#4岩田選手(EG6)が、序盤に1分12秒315という好タイムをマークしトップに立つ。
「圧倒的に軽量な古いクルマに新しいクルマで勝負を挑む!」という#9石井選手(FD2)が1分13秒299でそれに続き、1分13秒536の#11鈴木選手(DC5)も追い掛ける!
しかし、4Lap目に#4岩田選手(EG6)がブッチギリの1分11秒655をマーク!
しかも、最も岩田選手に近い筈の#1池田選手(EG6)は音量オーバーで強制ピットイン。
12秒台の選手が不在の中、勝負は13秒台で争われることとなった。
13秒台には、#9石井選手(FD2)、#2永野選手(EK9)、#11鈴木選手(DC5)の3選手がひしめき合い、三つ巴の戦いに突入する。
しかし、音量対策を済ませた#1池田選手(EG6)が、コースに戻るや否や1分12秒494という好タイムを叩き出し2位に躍り出る!
3位争いは#9石井選手(FD2)と、それを追い掛ける4位の#2永野選手(EK9)の勝負となったが、最終的に#9石井選手(FD2)が1分13秒138で逃げ切るかたちとなってセッション1は幕を閉じた。
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●セッション2
岩田選手、池田選手、石井選手というセッション1のトップ3を除く11台が上位5台を目指すセッション2。
10分という短い時間の中でタイムを出さなければならないプレッシャーが、参加者を襲う。実はこのセッション、本当は12分間のアタックが予定されていたのだが、クラス2の練習走行で全周にオイルが出てしまい、大きくタイムスケジュールが遅れてしまったからなのだ。たった2分、されど2分。
まずは12秒台を目指す#11鈴木選手(DC5)が1分13秒633をマーク!
しかし、すかさず#2永野選手(EK9)が1分13秒621で逆転! 3番手は#14兼子選手(EG6)で1分14秒450。#11鈴木選手(DC5)が1分13秒606とタイムを更新し再びトップに!
セッション中盤になると熾烈な3番手争いが展開!
#8田中選手(EG3改)が1分14秒120で3位に上がったが、8位までが全車14秒台。
「こういう高速コースだとターボ車が本領発揮してくる可能性もある」と大井競技委員長がコメントした1分14秒863の#12堀田選手(EP91)が8位。
つまり、3位と8位の差は0.743!この0.7秒の中に5台ものクルマがひしめいているのだ。
そして、残り1分を切った計測5Lap目に#2永野選手(EK9)が1分13秒282を出し、トップの座を奪い返した。
*セッション2の結果を見る*
●セッション3
遂に、最後のセッションとなるセッション3が始まった。
セッション2からの勝ち上がりは、#2永野選手(EK9)1分13秒282、#11鈴木選手(DC5)1分13秒606、#8田中選手(EG3改)1分14秒120、#6太田選手(EK4)1分14秒286、#14兼子選手(EG6)1分14秒450という5台。
タイムだけを見れば11秒台をマークしている岩田選手、12秒台の池田選手が安泰だが、セッション3はたった10分間。
リアタイヤが冷え切った状態でスタートするシード組と、タイヤは既に発熱した状態であり直前の路面コンディションを把握しているセッション2からの勝ち上がり組のどちらが有利かは微妙なところ。
と期待してみたが、#4岩田選手(EG6)は速かった! 計測1Lap目に1分12秒167をマーク。
「確実に一番アウトのところからステアリングが切れている。さすがホーム!」と服部選手のチェックが入った。
しかし、練習走行でマークした11秒1に対して1秒落ち。#1池田選手(EG6)が0.2秒差の1分12秒366をマークして迫っている!
そして3位争いも#11鈴木選手(DC5)の1分13秒131、#9石井選手(FD2)1分13秒366、#6太田選手(EK4)1分13秒671、#8田中選手(EG3改)1分13秒706と熾烈。
結果、波乱のセッション3を制したのは1分11秒950を記録した#4岩田選手(EG6)。
そして、2位は#1池田選手(EG6)で1分12秒366、3位は鈴木選手(DC5)で1分13秒131、4位は#9石井選手(FD2)で1分13秒366、5位は#6太田選手(EK4)で1分13秒671、6位は#8田中選手(EG3改)で1分13秒706となった。
*セッション3の結果を見る*
●練習走行
クラス2は1901cc以上のNAエンジンを搭載した2WDのクラス。出走台数は15台。
このクラスにはフェアレディZ、ロードスター、シルビア、アルテッツァといったスポーツFRがチャレンジしたが、決勝大会に勝ち残ったのはすべてS2000。
事実上S2000のワンメイクとなった。
セッション開始直後、まずは#26大西選手(AP1)が1分14秒827でトップタイムをマークすると、#24富良選手(AP1)がほぼ同タイムの1分14秒893で2番手に。
3番手の#33梅野選手(AP1)もコンマ1秒差の1分15秒001。
ここから一気にタイムアップしてくるのは誰なのか!?
注目していたところで赤旗によるセッション中断。すかさず大井競技長がコースインしていく。どうやらコース上にオイルが漏れてしまったようなのだ。しかもその範囲は広く、すべての右コーナーにオイルラインが…。
コースマーシャルはもちろん、ディレチャレ運営スタッフ総動員でオイル処理にあたった。
オイル処理の後、自らのクルマでチェック走行を行った大井競技長から「最初のうちは石灰で滑ることもあるが、石灰を避けていても何も解決しないので、なるべく石灰を踏んでコースコンディションが回復するように協力して欲しい」との呼びかけに、参加者も積極的に応える!
ディレッツァチャレンジの一体感を覚えた瞬間だった。
練習走行が再開されると、決勝大会2連覇を狙う#24富良選手(AP1)が1分13秒833でトップタイムをマーク!
2位は#26大西選手(AP1)が1分14秒304、そしてタイヤサイズを275から265にダウンした#24富良選手とは対照的に、タイヤサイズを265から275に変更した#21内藤選手(AP1)が1分14秒655で3位となった。
*練習走行の結果を見る*
●セッション1
開始早々、前日練習で「速い人の後について高速コースの走り方を覚えます!」と語っていた#26大西選手(AP1)が1分13秒579をマークしてトップに躍り出る。
前日の練習で走り方を掴んだのか、序盤から好調な滑り出しだ。#33梅野選手(AP1)が1分14秒887でそれに続き、そして#25牧田選手(AP1)が1分14秒953となる。
それも束の間 「みんなの邪魔をせず、赤旗にならないように頑張ります」と控えめなコメントをしていた#21内藤選手(AP1)が1分13秒479で1位の座を奪う!
目まぐるしく順位が入れ替わる中、不気味だったのが練習走行でトップタイムをマークした昨年の覇者#24富良選手(AP1)。
トラブル発生か!? しかし、順調に周回を重ねている。管制室のモニターをチェックすると・・・、ホームストレートのみのスロー走行。
どうやらセッション2に残りセッション3の準備をするという作戦に出たようだ。
そしてチェッカー! このセッションを制したのは#26大西選手(AP1)。
タイムは1分13秒307。続いて#21内藤選手(AP1)が1分13秒479で2番手。そして3番手は、さらにタイムを上げ1分13秒709を記録した#23熊倉選手(AP1)。
以上3名がセッション3へのシード権を獲得してセッション1が終了した。
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●セッション2
さあ、今度は手抜き出来ない全開勝負!
まずは、予想通り#24富良選手(AP1)が1分13秒605のトップタイムをマーク。
それに「とにかくガンガン走るだけ!」と意気込む#33梅野選手(AP1)だが、タイムは1分15秒台。
その直後、#25牧田選手(AP1)が2番手に上がるが、タイムは1分14秒698と、まだまだ#24富良選手(AP1)とのタイム差は大きい。
だが、このセッションで必要なのはトップタイムを出すことではなく、5番手までに入りセッション3に勝ち上がること。
#25牧田選手(AP1)のタイムをきっかけに、#31宮川選手(AP1)が1分15秒160、#32柳川選手(AP1)が1分15秒218と続いていく。
計測4Lap目、#24富良選手(AP1)が1分13秒161までタイムを更新。
オイル漏れによりセッション1の出走に間に合わなかった#27川崎選手(AP1)が1分13秒992をマークし、2番手に浮上! #24富良選手(AP1)を追いかける。
そして3番手には#25牧田選手(AP1)が1分14秒608、#35武藤選手(AP1)が1分14秒684、「セッション3までは残りたい!」と語る#30瀬戸選手(AP1)が1分14秒738と接戦が続く。
4Lap目に#27川崎選手(AP1)が1分13秒948とタイム更新。
5Lap目には#24富良選手(AP1)が1分13秒034と更にタイムを縮めトップの座を磐石のものとする。
こうなると注目は3〜5番手争い。
3つのポジションを狙っているのは#30瀬戸選手(AP1)、#35牧田選手(AP1)、#33梅野選手(AP1)、そして#32柳川選手(AP1)と#35武藤選手(AP1)という5台。
残された時間はあと2Lap程度。しかし、#32柳川選手以外はセッション1のベストタイムを後半で出している。
ということはまだまだ順位が入れ替わる可能性が大きいということだ。という6Lap目に#32柳川選手が1分14秒619をマークして4番手に!
そして途中、スピンを喫しながらも、果敢にアタックを続けた#35武藤選手(AP1)が7Lap目に1分14秒664をマークして5番手に食い込んだ!
結果、3番手と5番手のタイム差は0.056秒。#30瀬戸選手(AP1)は0.074秒という僅かな差でセッション2敗退となってしまった。
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●セッション3
そしてファイナル・セッション。まずは#26大西選手(AP1)が1分13秒080のトップをマークするも、間髪を入れずに#24富良選手(AP1)が1分12秒811でトップの座を奪う。しかし、その差はたったの0.269秒。
直前まで走行していた富良選手に対して大西選手はシード組。冷え切ったタイヤでのコースインなのである。
しかも、練習走行もセッション1もベストタイムは後半でマークしている。
ということは・・・、富良選手は安心出来ないということだ。
そして、3番手争いは#21内藤選手(AP1)が1分13秒649、#27川崎選手(AP1)が1分13秒678、#23熊倉選手が1分13秒963と僅差の戦い。
決勝大会は3位までタイヤがもらえる! 3位と4位では大きく違うのだ。
そして5Lap目に#24富良選手(AP1)が1分12秒734でタイムを更新!
「そろそろ、もう一発のタイムを狙うために集中して間合いをつめている頃かも知れない」という大井競技長の言葉通り、#27川崎選手(AP1)が1分13秒595をマークし、3番手に浮上!
ところが、残り1分を切ったところで広島軍団#21内藤選手(AP1)がベスト更新! 大西選手のベストに対し0.022秒差に迫る1分13秒122をマークして3位の座を奪回!
1位は#24富良選手(AP1)で、決勝大会2連覇を達成! 2位は#26大西選手(AP1)、3位は#21内藤選手(AP1)という結果となった。
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●練習走行
排気量1901cc以上の過給器付き2WDで争われるクラス3の出走台数は15台。
予選大会にはRX-7、新旧シルビア、180SX、MR2、フェアレディZ、スカイライン、そしてポルシェ911やNSXなど多彩な車種がエントリー。
2010年の決勝大会はロータス2-11が優勝したが、ミドシップマシンということで今年はクラス4へ編入。
が、今年は残念ながら決勝大会に残ることが出来なかった。
となると、国産スポーツ車の対決!
今までの決勝大会と同様、シルビア、RX-7、MR2の三つ巴ガチンコ勝負となるのか!?
しかし、今回の高速コースとなるとポルシェ911GT3はもちろん、コーナリングマシンのロータスエクシージも侮れない存在だ。
コース上にオイルの影響がまだ色濃く残るクラス3の練習走行は、なかなかタイムを上げることが難しい状況。
そうした中、「10秒台を出せるように頑張ります!」と目標を掲げる#42寺浦選手(S14)が音量規制でオレンジディスクを振られ一旦ピットインするが、素早く対策して1分12秒093でトップタイムをマーク。
それにRX-7の#41稲垣選手が1分12秒743、同じくRX-7の#46前川選手が1分12秒819で続いた。
残念な結果に終わってしまったのは#50上村選手(S15)。
「今日は気持ちと気合で勝ちに拘っていきます」と語っていたが、エンジンブローで残念ながらリタイアとなった。
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●セッション1
すっかり路面コンディションが回復したセッション1。
開始早々、D1ドライバーの日比野選手が練習走行のベストタイムを1秒縮めた1分12秒848のベストタイムをマーク!
しかしその直後、#42寺浦選手(S14)が、1分11秒110をマークし、文句なしのトップに踊り出た!
続いて、「セットアップを外しました。今日はキビシイです」と語る#46前川選手(FD3S)が、コメントとは裏腹に1分12秒448で2位、この時点で#53日比野選手(S15)は3番手。
しかし、4番手以降は#51林上選手(S14)が1分13秒404、#48鰐部選手(RX-7)が1分13秒701と4位から7位まで13秒台。
セッション3進出を目指すなら12秒台に入ることが鍵になるという展開が見えてきた。
中盤、#46前川選手(FD3S)が1分12秒077にタイムアップ。
そして、9Lap目には更にタイムを縮め1分11秒881に入れてきた!
3位争いは、1分12秒848で依然3位をキープしている#53日比野選手(S15)と、1分12秒994にタイムを上げた#51林上選手(S14)両者の争いかと思われたが、そこに#43加藤選手(FD3S)が1分12秒820というタイムで飛び込んでくるという目まぐるしい展開!
しかし、最後の最後、12Lap目に#51林上選手(S14)が1分12秒629で3位の座を奪い、セッション1は終了となった。
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●セッション2
寺浦選手、前川選手、林上選手というシード組が見守る中、セッション2が開始された。
序盤の流れは、#43加藤選手(FD3S)がまずは1分12秒895をマークし、#41稲垣選手(FD3S)が1分13秒460、「それなりに結果出します!」と語る#53日比野選手(S15)が1分13秒542、#47秋元選手(FD3S)が1分13秒616、#48鰐部選手(FD3S)が1分14秒055と続く展開。
目指すは5番手以内。
ここで#53日比野選手(S15)が1分13秒182で2位に躍り出るが、#41稲垣選手(FD3S)が1分12秒686をマークしてトップの座に立つ。
しかし、#43加藤選手(FD3S)が1分12秒494をマークし、1位の座を奪い返すという熾烈な戦いが繰り広げられる。
気になるセッション3進出争いは#52矢吹選手(180SX)、#47秋元選手(FD3S)、#49竹内選手(MR2)、#48鰐部選手(RX-7)という4台の争い。
12秒台を出してしまえば安泰という雰囲気だが、現状は13秒中盤の戦い。誰が抜け出すことが出来るか!?
と注目が集まったが、熾烈なバトルを制して4番手に入ったのは#52矢吹選手(180SX)で1分13秒448、5位には1分13秒551をマークした#47秋元選手(FD3S)が入った。
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●セッション3
いよいよセッション3! セッション開始早々、シード組の#42寺浦選手(S14)が1分11秒497を叩き出し、トップに躍り出る。
2番手は勝ち上がり組の#41稲垣選手(FD3S)で1分12秒353。
#47秋元選手(FD3S)も1分13秒344でベスト更新!
しかし、3Lap目にシード組の#46前川選手(FD3S)が1分11秒964で2位に浮上!
3番手は#41稲垣選手(FD3S)だが、まだ12秒台。
セッション中盤、勝負のゆくえは・・・というタイミングで#42寺浦選手(S14)が1分11秒223をマーク。
2番手の#46前川選手(FD3S)との差を広げにかかるが、次のラップで#41稲垣選手(FD3S)が1分11秒356を叩き出し2番手に浮上!
あと、コンマ1秒で寺浦選手を捉えることが出来る! というところでチェッカー。
優勝は#42寺浦選手(S14)で1分11秒223、2位は#41稲垣選手(FD3S)で1分11秒356、3位は#46前川選手(FD3S)で1分11秒964という結果となった。
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●練習走行
排気量1901cc以上の4WDで争われるクラス4の出走台数は15台。
予選大会には新旧ランエボ、新旧インプレッサ、新旧GT-R、そしてロータス2-11がエントリーしたが、決勝大会に勝ち残ったのは12台のランサーエボリューションと2台のGT-R、そしてインプレッサが1台。
唯一のインプレッサは美浜大会で4位を掴んだ#70浅野選手。
そしてGT-R勢は、本庄大会2位の#64浅見選手(R34)と、美浜大会3位の#68野田選手(R32)。
そして今回の決勝大会では2010年の決勝大会で前人未踏の2連覇を果たした木原選手(CT9A)の3連覇が掛かっている。
セッション開始早々、#61木原選手(CT9A)にパイプ抜けトラブルが発生!
この大会に向けての練習中にタービンブローによって練習時間が削られた上に度重なるマイナートラブルに襲われている木原選手。
近くに居合わせたエントラントたちの協力もあって、短時間でトラブルを修復。復帰後に1分10秒台をマーク!
「クラス4の優勝争いは9秒台前半!」という大井競技長の予測だったが、練習走行では1位#64浅見選手(BNR34)が1分10秒687、2位#63栗田選手(CP9A)が1分10秒750、3位#61木原選手(CT9A)が1分10秒965という結果。
まだブーストを上げていないのか、はたまた路面コンディションのせいなのか。
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●セッション1
セッション1が開始されると、#65内藤選手(CT9A)が1分11秒877のトップタイムをマーク!
続いて#66長田選手(CT9A)が1秒12分206、#74尾崎選手(CP9A)が1分12秒393。
しかし、#63栗田選手(CP9A)が狙い澄ませたように計測1Lap目でいきなり1分09秒557をマーク!
#74尾崎選手(CP9A)が1分11秒376で2位に躍り出るも、すぐに#64浅見選手(BNR34)が1分10秒059で2位の座を奪う。
#74尾崎選手(CP9A)も負けじと1分11秒354までタイムを縮めるも、10秒には及ばず。
セッション後半、#64浅見選手(BNR34)は自己ベストを1000分の1秒更新する1分10秒058をマークしたが、栗田選手との差はコンマ5秒。
今回、3連覇がかかっている#61木原選手(CT9A)は、最終コーナーまでは順調にアクセルを踏んでくるが、ホームストレートでペースダウンするというセッション2からの勝ち上がり作戦に出たため、全開のタイムは計測出来ず。
しかし、モニターを見ながらタイムをチェックしていた服部選手が「正確ではないが、9秒台後半のペースで走っている」とコメント。さて、どちらの作戦が正解なのか!?
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●セッション2
セッション2開始早々、#61木原選手(CT9A)が1分10秒322でトップをマーク!
この時点での2番手は#65内藤選手(CT9A)が1分11秒749。それも束の間、#68野田選手(BNR32)が1分11秒670で2位の座につくが、#67永蔵選手(CT9A)が1分11秒683をマークし、0.01秒差でそれに続く!
#68野田選手(BNR32)が更にタイムを更新し、1分11秒398を出す。しかし、#67永蔵選手(CT9A)も1分11秒491を出し、#68野田選手(BNR32)を逃がさない。
その後、内藤選手はタイムアップならず。というのも今回、内藤選手はエンジントラブルに見舞われたためノーマルエンジンでのエントリー。
苦戦を強いられているのだ。袖ヶ浦の練習量、得意・不得意などそれぞれの選手にそれぞれの事情があるのだが、決勝大会に向けた練習走行中にトラブルやクラッシュに見舞われてしまった選手も少なくない。
この決勝大会を制するにはたくさんのハードルを越える必要があるのだ。
このセッションのトップは依然#61木原選手(CT9A)で1分10秒322。
2位は#68野田選手(R32 GT-R)、3位は#67永蔵選手(CT9A)、4位は#66長田選手(CT9A)、そして#65内藤選手(CT9A)が5位という結果。
しかし、#61木原選手(CT9A)のタイムはセッション1でシード権を獲得した3台のタイムと較べて3番手。
栗田選手とはコンマ8秒近い差があることになるが、敢えてセッション2に残る道を選んだ木原選手だけに、タイムを隠し持っている可能性がある。
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●セッション3
いよいよ決勝大会最後の走行。このセッションも初っ端の一発を決めてくる栗田選手が早い段階で勝負をしてくるのか!?
全員が注目する中、#63栗田選手(CP9A)が計測2Lap目にマークしたタイムは、1分09秒384!
大井競技長が予測したタイムが現実となった。
このタイムに太刀打ち出来る可能性がありそうなのは、セッション1で10秒フラットをマークしている#64浅見選手(BNR34)と服部選手のチェックでは多分9秒台に入っていると思われる#61木原選手(CT9A)。
だが、セッション中盤に#68野田選手が1分10秒557の2番手タイムをマーク!
その直後には#61木原選手(CT9A)が1分10秒503で2番手の座を奪回!
ここで、選手が接触したと思われるパイロンの破片がコースに散乱するというトラブルが発生。安全のために一時中断となる。
選手たちがこの中断をどう生かすかにも注目が集まる。恐らく、多くの選手が戦略を練り直したに違いない。
残り時間6分となったアタック再開後、#61木原選手(CT9A)が1分10秒163とタイムを更新。
続いて、#64浅見選手(BNR34)も1分10秒407とタイムを縮める。
そしてチェッカー間近の8Lap目、#61木原選手(CT9A)が更にベストを更新する1分10秒121をマーク!
その直後には#64浅見選手(BNR34)も1分10秒210とコンマ差に迫るものの、時間切れのチェッカー。
結果、Z1スタースペックの発熱の良さを最大限に活かした#63栗田選手が1分09秒384のコースレコードタイムで優勝!
#61木原選手(CT9A)の3連覇を阻止。3位は#64浅見選手となった。
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●クラス 1 岩田 匠選手
今日はミッションが調子悪かった。ギヤが抜けてしまう症状が出て、なんとか運転で誤魔化そうと思って、とにかく走行回数を減らして集中しましたが、なかなか上手く走れなくて・・・。
しかし、どうにか勝てて良かったです!
●クラス 2 富良 十六選手
今までの決勝大会は地元開催だったので、僕としては練習が出来るため有利でした。
しかし、今回はアウェーだったので、そういう意味でも今回の勝利はすごい価値を感じます。
スパ西浦でも去年勝って、こっちでも勝てたというのは、非常に嬉しいですね。
勝因となったのは、決勝大会出場権を獲得する前の9月から、決勝大会のための練習走行を始めたことだと思います。
なかなか一筋縄ではいかないサーキットなので、まず走ってない人と走ってる人の差がタイム差として表れた。それが大きい要因ですね。
関東に来ると、関東の人たちやお店の人たちが色々教えてくれたり、手伝ってくれたり、ディレッツァチャレンジを通じてものすごい数の人と知り合うことが出来ました。
単純にタイムを競っているだけじゃなく、お互い共通の趣味を持っている人の出会いの場として素晴らしいイベントです。
●クラス 3 寺浦 之裕選手
今回は色んな人のお世話になったので、まずはそれに感謝です。
初対面の人でも、袖ヶ浦フォレスト・レースウェイの攻略法を教えてくれたりしました。
あとは仲間内の人たちに色々助けてもらいました。
来る前にちょっと体調が悪くて、腰を痛めていたんです(笑)
それで、奈良からなんですが、11月入ってから毎週来てたので、来る時に代わりに運転してもらったりとお世話になりました。その結果だと思います。
●クラス 4 栗田 圭一選手
クルマの造りの差で勝てたと思います。
ディレッツァチャレンジは、ずっとエントリーを控えてたイベントなんですが、今回、久々にアタックのイベントに出て勝てたので、楽しませてもらえました。
(タイムアタック専用にクルマを完璧に仕上げた)僕みたいなのは、本当はこういうところに出てきちゃいけないのかなぁと思っていたんですが。
オープンクラスが設置されたら、また出てきます(笑)
皆さま1年間お疲れさまでした。今回は音量規制が厳しいということもあり心配していたんですが、全車がアタックすることが出来て安心しました。
今年1年を通じての話ですが、クラス1の車両のチューニングが年々レベルアップしていることが印象的でした。
パワーが小さいからこそ、それを活かす努力が必要。これは他のクラスの皆さんにとっても必要なことですので、来シーズンまでに更なるバージョンアップを期待しています。
ディレチャレのレギュレーションは、基本的に安全重視。
突然大きく変更することはないと思いますが、変更がある場合は公式HPを通じてお知らせすることになりますので、月に一度くらいは公式HPのチェックをお願いします。
お疲れ様でした。ハイスピードコースということもあり、天候が不安定だったらどうしようという心配をしていましたが、ずっと安定したコンディションで、走る方も見ている方もいい1日が過ごせたんじゃないかと思います。
練習が出来なかったドライバーが少しでもラクに走れるようにパイロンを設置したりポスト配置を変更したり、いろんな心配もしましたが、クラッシュ車両は1台も無く無事に競技終了。
これで今年のディレチャレ全部終わりです。
来年はまた色々あると思うので、皆さん、是非、また参加して下さい!