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DIREZZA CHALLENGE 2015
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決勝大会:タカスサーキット

レポートはこちら
クラス1N
  名 前 エントリー名/型式 セッション1 セッション2 セッション3
1渡辺 良平ガレ澤REM
インテグラN/DC2
01:12.61401:05.76601:04.936
2浅山 晃尚ASAロドスタ
CUP-N/NB8C
01:07.390シード01:07.261
3白方 陽介白66@
RX-8/SE3P
01:08.12101:07.63201:07.386
4藤堂 之布ナイトー自販
MR-S/ZZW30
01:09.45201:07.73301:07.487
5望月 達也TRACEもっち~
NB8C/NB8C
01:07.456シード01:07.509
6鳴海 淳エンプラ普通のシビック
DIXCEL/EK9
01:09.45601:08.090
7岸保 崇史GAMBO WORKS
CR-X/EF8
01:08.89901:09.678
8平井 信行Affinity☆
FIT/GE8
01:10.14201:10.348
9藤原 裕也ナイトー自販 Vスペ
Roadster/NA8C
01:14.16301:13.835
クラス1R
  名 前 エントリー名/型式 セッション1 セッション2 セッション3
1高山 尚也FAIRY´S CRX
EF8改/EF8改
01:06.69501:01.64501:01.696
2浜野 智彦TRY・BOXきいろ
制動屋 EG6改/EG6改
01:02.287シード01:01.940
3田中 健大エンプラATS
フカヒレ君
EG☆DXL/EG3改
01:02.69601:02.33201:02.266
4福島 正秀買ったばっかり
MR-S/ZZW30改
01:02.507シード01:02.791
5ペペボイ~ンが一番
/EK9
01:03.23401:02.84301:02.884
6吉井 孝次TOP FUEL
koomelo
EK9/EK9改
01:02.89601:02.966
7和賀登 基文Stradale&Suemazda
テンロクCR-X
/EF8
01:03.86601:03.382
8大須賀 憲一郎ガレージビークイック
シビック/EK9改
01:03.97601:03.722
9脇屋 誠ナイトー自販KYB
シビック/EK9
01:05.09401:04.198
10池田 祈生YF☆がブリチキン☆
EK-9/EK9改
01:05.81601:07.348
クラス2N
  名 前 エントリー名/型式 セッション1 セッション2 セッション3
1金光 康一ALTEX
S2000/AP1
01:04.587シード01:04.298
2加藤 博久ストラダーレFD2
/FD2
01:04.679シード01:04.336
3古川 慶太AGO&GO32.Net
R56with
LINK/MF16S
01:06.12001:06.04701:05.526
4大寺 夏樹MOTIVE86/ZN601:06.15601:05.59501:05.563
5森 朋子stradale☆もりちゃん
FD2R/FD2
01:06.03001:06.02001:06.277
6植野 裕司ARVOU
のち2000/AP1
01:06.39401:06.098
7河内 哲也AGO&Go32.Net
R56with
LINK/MF16S
01:06.84501:06.288
8木屋 健たけしびっくFD2
/FD2
01:06.50001:06.450
9羽島 俊介Affinity@FD2/FD201:06.98501:06.970
10森田 淳伊予自動車
s2000/AP1
01:07.16101:07.376
クラス2R
  名 前 エントリー名/型式 セッション1 セッション2 セッション3
1清水 美音SM2000/AP101:01.782シード01:01.800
2可児 敬マッハロッド
S2000/AP1
01:01.616シード01:01.810
3伊藤 恭行scelto 4だけ
S2000/AP1
01:03.10901:02.78601:02.689
4加藤 浩司peroかとぴょん
S2000/AP2
01:02.80101:02.98801:02.907
5内藤 頼重ASナイトウS2000
/AP1
01:02.99201:03.01101:03.087
6谷本 大樹TRY・BOXタニモ
S2000SMS/AP2
01:02.98601:03.172
7熊倉 徹ARVOU 白色
S2000/AP1改
01:02.93901:03.348
8佐鳥 隆志ARVOU
Cha.AP1/AP1
01:03.58401:03.441
9梅野 健太百式自動車
S2000/AP1改
01:04.00001:03.784
10森本 雄大ミシマ板金
S2000/AP1
01:04.25801:04.296
クラス3N
  名 前 エントリー名/型式 セッション1 セッション2 セッション3
1前川 尚司前川自動車
FD3S/FD3S
01:03.876シード01:03.504
2川口 修司ストラダーレRX-7
ZIO-DRIVE
/FD3S
01:04.75401:04.60601:04.269
3鰐部 光二suemazdaシルビア
/S14
01:06.06201:05.00701:04.967
4三浦 茂人ワーキーメイト86
/ZN6
01:04.730シード01:05.433
5藤井 社AZUR☆シルビア
/S15
01:04.88801:05.08701:05.730
6守澤 友晴前川自動車☆
ルーキーS14/S14
01:05.04101:05.253
7白石 健一RX-7/FD3S01:06.00201:06.074
8若井 克友CCT MR2/SW2001:08.14901:07.425
9上村 政太ファンキーちょっと
控え目S15/S15
01:07.82601:08.249
クラス3R
  名 前 エントリー名/型式 セッション1 セッション2 セッション3
1大境 克典REMS圧上7
FuelEvo
Techworld/FD3S
01:01.779シード01:01.794
2なかっさんN-one RX-7/FD3S01:02.13301:01.50101:01.871
3扇谷 広純テラレーシング
シルビアS14扇号
/S14
01:02.45001:01.87101:01.884
4小林 弘明CRAFTシルビアS15
/S15改
01:02.55701:02.32301:01.917
5清水 清エクシージS
/GH117
01:01.413シード01:02.872
6堀尾 高志ホーリーfd3s
/FD3S
01:02.49401:02.326
7中川 裕也TOP FUEL
S-15 ピンケロ2号
/S15
01:02.46201:02.710
8内藤 頼康藤井レーシングナイトー
シルビア/S15
01:02.64101:02.909
9加藤 茂パックマンRX-7
/FD3S
01:02.87301:03.255
10稲垣 茂RSC☆SJJ@RX-7
/FD3S
01:03.58801:03.494
クラス4N
  名 前 エントリー名/型式 セッション1 セッション2 セッション3
1石川 慎一郎ストラダーレ☆
AZURランサー
/CT9A
01:01.370シード01:00.824
2内藤 源氏ナイトー自動車販売
KYBランサー/CT9A
01:01.727シード01:01.802
3中園 佳幸CZ4A ZEAL by
TS-Sumiyama/CZ4A
01:02.86501:02.59901:02.963
4木原 雄祐オートスポーツナイトウ
ct9a/CT9A
01:03.90601:03.75501:03.418
5山本 大輔OZAMI GVB/GVB01:03.49701:03.79701:03.972
6木原 亮輔満速DXLナイトー
キハランサーKZB
/CP9A
01:07.93601:08.137
7田谷 正樹spacelion R35/R35DNFDNS
クラス4R
  名 前 エントリー名/型式 セッション1 セッション2 セッション3
1田辺 貴敏たな@ストラダーレ
@エボ9/CT9A
00:59.727シード00:59.654
2尾崎 光義トトまるエボ6/CP9A01:00.37701:00.77701:00.075
3長田 淳DL☆TOLAP´
☆CT9A/CT9A
01:00.045シード01:00.103
4寺浦 之裕テラレーシング
ランエボⅩ/CZ4A
01:00.34101:00.56901:00.289
5永蔵 誠アンリミワークス
クラッチ号/CT9A
01:01.58101:00.79701:00.690
6石原 賢二真っ赤なエボ7
GSR/CT9A
01:01.57901:01.437
7小林 公教UNLIMITED
WORKS
KOBA号/CT9A
01:01.80801:01.592
8橘 直孝ナイトー自販☆
ランサー6/CP9A
01:02.67201:02.186
9児玉 圭司ゆうすけパパASF
ランサー/CT9A
01:02.21801:02.241
10沖川 崇オートスポーツ
ナイトウCZ4A白
/CZ4A
01:07.36301:06.802



11月22日、DIREZZA CHALLENGE 2015の締めくくりとなる決勝大会が開催された。決戦の場は福井県のタカスサーキット。従来の決勝大会は予選大会よりもちょっと大きい2キロクラスのサーキットで開催するのが慣例となっていたが、ミニサーキットの決着はミニサーキットで! ということで、10年目の決勝大会はタカスサーキットで開催することとなった。

今年はクラス1〜4、RとN、クラス分けが8つに細分化されたため、予選を勝ち抜き決勝大会に残ったのは各クラス10台。競技方法は、2回のタイムアタックの平均タイムで争われる予選大会とは違い、今年もディレッツァ チャレンジ独自の変則ノックダウン方式を採用。しかし、台数の変更に伴いセッション1でシード権が獲得出来るのは上位2台。残りの8台でセッション2を走り、上位3台がセッション3へ進出、シード組と合流し5台でセッション3を戦うという方式。
一時は雨の予報が出ていたタカスだが、当日は曇り。最低気温は7℃。この時期としては暖かいコンディションの中、ディレッツァ・マイスターの座を懸けて練習走行がスタートした。
クラス1N
クラス1N
クラス1のファイナリストは、10台中5台が今年初参戦、決勝大会経験者はゼロというニューフェイス。マシンも、クラス1ではシビック&インテグラのタイプRが定番的な存在だが、クラス1Nとなると様相は一転。EK9シビック、DC2インテグラ、MR-S、フィット、NB8ロードスター、RX8、CR-Xと多彩な顔ぶれとなった。

セッション1でトップタイムをマークしたのは、浅山NB。2番手には望月NB8が入り、ストレートが長いタカスサーキットでは苦戦すると思われていたロードスター2台がシード権を獲得! トップと2番手の差は0.066秒。この2台は間違いなくガチなアタックだと思われるが、8番手に沈んだ渡辺DC2は練習走行でトップタイムをマークしているドライバー。
セッション1で確実にシード権を獲得するか、セッション2から勝ち上がり暖まったタイヤでセッション3をスタートするか、作戦が見え隠れする。

セッション2が始まると、いよいよ本気が見えてきた。真っ先に好タイムを出してきたのは渡辺DC2。計測2Lapで1分5秒766をマークしてピットイン。セッション3に備えて余裕の待機。2番手は1分7秒632で白方RX8。3番手は1分7秒733で藤堂MR-Sがセッション3へ進出。練習走行からのリザルトを見る限り、渡辺DC2のトップは確定。しかし、2番手争いは全車7秒台。熾烈だ!

セッション3が始まると予想通り渡辺DC2が1分4秒936をマークしてブッチギリの優勝を決めた。気になる2番手争いは・・・計測2Lap目に白方RX8が1分7秒386! 藤堂MR-Sも1分7秒487と自己ベストを更新する好タイムを叩き出す。しかし、計測3Lap目で浅山NB8が1分7秒261をマークして2番手に浮上! 渡辺DC2、浅山NB8、白方RX8が表彰台をGET!
クラス1N 
表彰式
クラス1N 
クラス写真
クラス1N 1位 
渡辺選手(DC2)
クラス1N 2位 
浅山選手(NB8C)
クラス1N 3位 
白方選手(SE3P)
クラス1N 4位 
藤堂選手(ZZW30)
クラス1N 5位 
望月選手(NB8C)
クラス1R
クラス1R
ディレチャレ激戦区のクラス1R。10台中3台が過去の決勝大会で表彰台に乗っているという強者揃い。その中で注目したいのは、このクラス唯一の初出場ドライバーである福島MR-S。日光サーキット予選大会では田中EG3改とトップ争いをした驚異の新人。ストレートとタイトターンで構成されたタカスサーキットのレイアウトは、福島MR-Sがホームとする日光サーキットとは真逆なキャラクターではあるが、ブレーキング勝負となればミドシップが有利。しかし、タイトターンとなればCR-Xも得意とするところ。この勝負、かなり興味深い。

セッション1のトップタイムは、1分2秒287をマークした浜野EG6改。2番手は1分2秒507の福島MR-S。練習走行では福島MR-Sが1分2秒029、高山CRXが1分2秒076、田中EG3改が1分2秒078と100分の5秒差以内でトップ争いをしていたことから考えると、5番手からトップに上がった浜野EG6改以外はセッション2狙い? 1分6秒台にタイムを落とした高山CRXは間違いなくセッション2狙いと思われるが、1分2秒507という福島MR-Sのタイムも、田中EG3改の1分2秒796も数字からはその狙いが読み切れない。

セッション2が始まると、高山CRXが来た! 6Lap目には自己ベストを更に更新する1分1秒645というファステストをマークし堂々のトップ! 2番手には1分2秒332をマークした田中EG3改が入ったが、ストレート加速で高山CRXに離されてしまう。どうやら田中EG3改はエンジン、福島MR-Sはミッションにトラブルを抱えているという情報だ。

田中EG3改、福島MR-S、高山CRX、浜野EG6改、ぺぺEK9という5台の勝負になったセッション3。コース上では田中EG3改と高山CRXの一騎打ちのような2台が連なった状態でアタック。高山CRXは1秒台に入いるが、ストレートが伸びていない田中EG3改は2秒を切ることが出来ない。福島MR-Sも更にタイムを落とし1分2秒791。そこでタイムを出してきたのが浜野EG6改。1分1秒940をマーク。しかし、同じタイミングで高山CRXは1分1秒696をマークして優勝を決めた!
クラス1R 
表彰式
クラス1R 1位
クラス写真
クラス1R 1位 
高山選手(EF8改)
クラス1R 2位 
浜野選手(EG6改)
クラス1R 3位 
田中選手(EG3改)
クラス1R 4位 
福島選手(ZZW30改)
クラス1R 5位 
ペペ選手(EK9)
クラス2N
クラス2N
予選参加台数34台と募集枠を越える激戦となったクラス2N。従来はS2000が幅を効かせるクラスだったが、ファイナルに残った10台の車種はS2000が3台、FD2シビックが4台、TOYOTA86が1台、そして日光サーキット予選大会で1−2フィニッシュを決めたR56型ミニが2台と多彩。クラス1Nと同様、5台がディレチャレ初出場だ。

セッション1のトップタイムは、金光S2000がマークした1分4秒587。2番手には0.092秒差で加藤FD2。3番手には1分6秒030で紅一点の森FD2。しかし、4番手の古川ミニ、5番手の大寺86という3台がコンマ1秒圏内にひしめいている状態。練習走行のタイムから見て、このクラスは全車全力アタック。その結果として金光S2000と加藤FD2がシード権を獲得したが、駆動方式の違う2台。タイヤが冷え切った状態でコースインするセッション3をどう戦うのかに注目だ。

残る8台がコースインしたセッション2。ここでトップタイムをマークしたのは、唯一1分5秒台に入れてきた大寺86。2番手には森FD2、3番手には古川ミニ。優勝を狙っていた植野S2000は古川ミニに0.051秒届かずセッション2敗退。

そしてセッション3。計測2Lap目に古川ミニと大寺86が1分5秒5の好タイムをマークするが、シード組の2台は速く、2台の一騎打ちという展開。冷え切ったタイヤでのコースインなど、発熱の早いZⅡ☆にとっては何の問題もなかったようだ。トップ2台の勝負は最終アタックまでもつれ込んだが、加藤FD2が1分4秒336の自己ベストをマーク! しかし、直後に金光S2000が加藤FD2のタイムを0.038秒上回る1分4秒298をマークして優勝!
そして3位には、決勝大会初の外車、古川ミニが入った。
クラス2N 
表彰式
クラス2N 
クラス写真
クラス2N 1位 
金光選手(AP1)
クラス2N 2位 
加藤選手(FD2)
クラス2N 3位 
古川選手(MF16S)
クラス2N 4位 
大寺選手(ZN6)
クラス2N 5位 
森選手(FD2)
クラス2R
クラス2R
このクラスはS2000のワンメイク。予選大会に出場した28台の内、TOYOTA86が1台だけエントリーしていたが、あとはS2000オンリー。最速のS2000を決める戦いでもある。
メンバーはこの大会の常連ばかり。内藤S2000に至っては今年で10回目! この大会がスタートした2006年から10年間ディレッツァを履き、ディレチャレを楽しんでくれているドライバーだ。

セッション1で1分1秒616のトップタイムをマークしたのは、2012年の決勝大会を制した可児S2000。練習走行ではコンピュータトラブルに見舞われ、まともに走ることが出来なかったが見事に復活。続く2番手は、地元代表の若手、清水S2000。マシンもドライバーも見るたびに速くなっている成長株だ。

セッション2でトップタイムをマークしたのは伊藤S2000。タイムは1分2秒786。続く2番手は、1分2秒988で加藤S2000。3番手には0.023秒差で内藤S2000。この3台がセッション3進出。

ベストタイムから見て可児S2000と清水S2000というシード組の一騎打ちが予想されたセッション3。全車、間違いなくいい走りをしていたのだが、シード組2台が繰り広げる1秒台勝負に割って入ることは出来なかった。アタック開始早々からまとめてきたのは可児S2000。早々に1秒台に入れ、清水S2000にプレッシャーを掛けていく。そして計測4Lap目、ダメ押しとも思える1分1秒810をマーク! 清水S2000もタイムアップするが、最後のコンマ1秒が削れない。チェッカーフラッグが近いことを告げるフライングD提示。誰もがこのまま終わると思った瞬間、なんと、可児S2000のタイムを100分の1秒上回る1分1秒800で清水S2000が逆転! 決勝大会初優勝を決めた。2番手は可児S2000。3番手には伊藤S2000が入った。
クラス2R 
表彰式
クラス2R 
クラス写真
クラス2R 1位 
清水選手(AP1)
クラス2R 2位 
可児選手(AP1)
クラス2R 3位 
伊藤選手(AP1)
クラス2R 4位 
加藤選手(AP2)
クラス2R 5位 
内藤選手(AP1)
クラス3N
クラス3N
クラス3NはRX-7、シルビア、MR2、そして改造範囲はNクラス規定に収まってはいるものの市販SCキットを装着しているTOYOTA86という10台。前川選手、川口選手、鰐部選手、そして上村選手は去年まで改造クラスでトップ争いをしていたが、改造範囲が狭くお金の掛からないNクラスのコンセプトに賛同したメンバー。中でも前川選手は2012年決勝大会の表彰台経験者。対する初参加のエントラントの中には、ドライバーもマシンも平成6年生まれというS14の守澤選手もいる興味深いクラスだ。

セッション1でトップタイムをマークしたのは、計測2Lap目に1分3秒876を叩き出した前川RX-7。大会の10日前にエンジンブロー。中古エンジンに載せ換えてきたというのが嘘のように2番手の三浦86を0.854秒ブッチぎる一人勝ちモード。三浦86はシード権を獲得したが、3番手の川口RX-7とのタイム差は僅か0.024秒。それどころか、4番手の藤井S15、5番手の守澤S14ともコンマ1秒少々という僅差。2番手争いが面白い!

セッション2で飛び出したのは川口RX-7。2番手をコンマ4秒引き離すだけではなく、セッション1でシード権を獲得した三浦86のタイムをも上回る1分4秒606。ピットロードで見守る三浦86には大きなプレッシャーとなるに違いない。2番手は鰐部S14。しかし、3番手の藤井S15との差はたったの0.08秒差。注目のルーキー守澤S14は藤井S15に0.166秒届かず、残念ながら4番手でセッション2敗退。

そしてセッション3。大会当日に3秒台に入れる! を目標としていた前川RX-7が無駄のない丁寧な走りで6Lap目に1分3秒504をマーク! ブッチギリの優勝を決めた! 注目は2番手争い。セッション2までのベストタイムを見る限り、三浦86と川口RX-7の争いが予想されたが、三浦86は5秒台に留まり川口RX-7が2番手。3番手には鰐部S14が入った。
クラス3N 
表彰式
クラス3N 
クラス写真
クラス3N 1位 
前川選手(FD3S)
クラス3N 2位 
川口選手(FD3S)
クラス3N 3位 
鰐部選手(S14)
クラス3N 4位 
三浦選手(ZN6)
クラス3N 5位 
藤井選手(S15)
クラス3R
クラス3R
クラス3Rは、過去の決勝大会で優勝経験のあるドライバーが3名。筆頭は2013年、2014年とクラス3を制している中川S15。今回勝てば3連覇達成だ。他にも2006年から毎年欠かさずエントリーし常にトップ争い。2012年の決勝大会を制した稲垣RX-7、そしてロータス211で2010年の決勝大会を制している清水選手は、今回エキシージSでエントリー。まだ優勝こそ無いものの2013年の決勝大会で2位、2012年は4位と常にトップ争いに絡んでいる加藤RX-7もいる豪華な顔ぶれ。

セッション1で1分1秒413というトップタイムをマークしたのは、清水エキシージS。2番手の大境RX-7を0.366秒引き離す堂々のトップタイムでシード権獲得。練習走行で1秒台をマークしていた扇谷S14はコンマ7秒タイムダウンで4番手。意図が読み切れない微妙なタイムだが、セッション2からの勝ち上がりを狙った可能性大。なにより、一発ブーストを持つこのクラス。まだまだ手の内を見せていないドライバーがいても不思議ではない。

セッション2で頭角を現したのは、なかっさんRX-7。セッション1の清水エキシージSに迫る1分1秒501をマークしてトップに立った。2番手は1分1秒871で扇谷S14。3番手には小林S15。3連覇を狙う中川S15は5番手でセッション2敗退。加藤RX-7、稲垣RX-7という有力どころもこのセッションで姿を消してしまった。

そしてセッション3。このセッションを走る5台中4台がセッション2までに1秒台をマーク! 誰が勝ってもおかしくない強者揃いだ。セッション開始早々不運なトラブルに見舞われたのは清水エキシージS。このタカスをホームサーキットとする清水選手は、クラス2Rを制した清水選手と親子関係。もし勝てばディレッツァ・チャレンジ初の親子優勝が掛かっているのだが、排気系にトラブル発生! 緊急ピットインで修復を試みるが簡単に直る内容ではなく戦列を去ることに。しかし、残る4台のトップ争いがディレッツァ・チャレンジ決勝大会初と言えるほど熾烈な戦いに! 計測3Lap目になかっさんRX-7が1分1秒871をマークしトップに立つが、計測4Lap目に小林S15が1分1秒917と迫り、同じく計測4Lap目に大境RX-7が1分1秒794を叩き出しトップ奪回! という目まぐるしい展開。
結果、優勝は大境RX-7。2位は0.077秒差でなかっさんRX-7、そして3位には0.013秒差で扇谷S14。惜しくも4番手で表彰台を逃した小林S15と優勝した大境RX-7の差を見てもたったの0.123秒という熾烈を極めたクラス3Rだった。
クラス3R 
表彰式
クラス3R 
クラス写真
クラス3R 1位 
大境選手(FD3S)
クラス3R 2位 
なかっさん選手(FD3S)
クラス3R 3位 
扇谷選手(S14)
クラス3R 4位 
小林選手(S15改)
クラス3R 5位 
清水選手(GH117)
クラス4N
クラス4N
クラス4Nは出走台数が7台と定員を割ってしまったが、有力選手が3名。筆頭は10回目の決勝大会出場となる内藤CT9A。そして2013年、2014年はTOYOTA86でクラス2を戦っていたが、クラス4Nに戻って来た2008年度のチャンピオン石川CT9A。2007年から参戦を開始。メキメキと頭角を現しTSタカタ予選大会を制した木原(雄)CT9A。そして、ストレートが長いこのサーキットの特性から言って、地元石川からエントリーしている田谷R35も侮れない存在だ。

セッション1はセッション開始早々にアクシデント発生。アタックを開始した田谷R35がコントロールライン通過直後の1コーナーでコースアウト! 右フロントをタイヤバリアにヒットさせてしまう。車両回収のために赤旗中断後、5分間のアタック時間が設けられた。1コーナー出口のエンセキ付近にはオイル処理の石灰が撒かれ、アウト側のラインが使えない難しいコンディションとなったが、そこでトップタイムをマークしたのは石川CT9A。練習走行の1分0秒981に対し1秒370とタイムを落としたが、このコンディションを考えればかなりの好タイム。2番手には内藤CT9Aが入りシード権を獲得するという予想通りの展開。

田谷R35を欠いたクラス4Nのセッション2は4台が出走。このセッションでトップタイムをマークしたのは中園CZ4A。タイムは1分2秒599。2番手争いは熾烈を極めたが、0.042秒差で木原(雄)CT9Aが2番手、3番手には山本GVBが入りセッション3進出を決めた。

そしてセッション3がスタート。このセッションでも石川CT9Aは速かった。自身が目標とした1分0秒5には届かなかったものの、1コーナー出口のアウト側が使いにくい状態で練習走行のベストタイムを更新する1分0秒824をマークして優勝! 2番手には内藤CT9A。3番手には中園CZ4Aが入り表彰台に乗った。
クラス4N 
表彰式
クラス4N 
クラス写真
クラス4N 1位 
石川選手(CT9A)
クラス4N 2位 
内藤選手(CT9A)
クラス4N 3位 
中園選手(CZ4A)
クラス4N 4位 
木原選手(CT9A)
クラス4N 5位 
山本選手(GVB)
クラス4R
クラス4R
クラス4Rは究極の激戦区。驚くべきことに、2014年決勝大会クラス4の1位から5位までがガッツリ揃っている。今年は廃止されたオープンクラスで2位表彰台に乗ったドライバーを加えると、10名中6名が2014年決勝大会の上位入賞者。永蔵CT9Aはディレッツァ・チャレンジ10年目の皆勤ドライバー。初出場のドライバーは居ないベテラン揃いだ。

セッション1開始早々、計測2Lap目で59秒727という唯一の59秒台をマークしたのは、2014年の決勝大会を制したディフェンディングチャンプ田辺CT9A。2番手はワイルドカード枠で出場の長田CT9A。美浜予選大会では5位に沈んだが、ここはホームサーキット。まさに水を得た魚と言える状態でセッション3へのシード権を獲得した。
3番手にはクラス3で決勝大会を2度も制しているテクニシャン寺浦CZ4Aが、4番手には成長する60代の異名を持つ67歳、尾崎CP9A。ここまでが1分00秒台。

絶対に負けられないセッション2。トップタイムをマークしてセッション3進出を決めたのは寺浦CZ4A。2番手は尾崎CP9A。そして3番手は尾崎CP9Aに0.02秒差まで迫った永蔵CT9A。永蔵選手はこのセッションになって突然頭角を現してきたのだが、それもそのはずこのコースを走るのは10年振りとのこと。ディレッツァ・チャレンジ皆勤賞もののベテランであり、2014年の決勝大会ではオープンクラス2位という実力の持ち主。ここに来てエンジンが掛かってきたということは、更なるタイムアップが期待出来る注目株ということだ。

そしてセッション3。このセッションでも田辺CT9Aは速かった! 練習走行、セッション1と安定した速さを見せ、最終ラップでは59秒654をマーク! 文句なしの優勝を飾った。熾烈だったのは2番手争い。計測2Lap目に1分0秒289という自己ベストをマークし2番手が確定したと思われていた寺浦CZ4Aだが、チェッカーが振られている最終アタックで尾崎CP9Aがミラクルアタックを決め1分0秒075をマーク、2番手に食い込んだ! しかし、その数秒後方にはセクター1を尾崎CP9Aより0.067秒速いペースで走る長田CT9Aが迫っている。ギャラリーが見守る中、長田CT9Aが最終コーナーを立ち上がってきた! タイムは、1分0秒103。0.028秒届かず、尾崎CP9Aに軍配。
クラス4R 
表彰式
クラス4R 
クラス写真
クラス4R 1位 
田辺選手(CT9A)
クラス4R 2位 
尾崎選手(CP9A)
クラス4R 3位 
長田選手(CT9A)
クラス4R 4位 
寺浦選手(CZ4A)
クラス4R 5位 
永蔵選手(CT9A)
大井競技長からのコメント
大井競技長からのコメント
お疲れさまでした。
ディレッツァ・チャレンジ10年目の決勝大会が終了しました。
過ぎてしまえばあっという間の10年。Z1からZ1スタースペック、ZⅡ、ZⅡスタースペックというディレッツァの進化、そして参加者の皆さんの進化によって、このイベントは支えられてきました。厚く御礼申し上げます。
ディレッツァ・チャレンジは新たな10年に向かい、更なる進化の方向を模索中です。より多くの皆さんが気軽に、楽しく、それでいて熱く、シビアなモータースポーツの世界を楽しめるような、イベントのスタイル、そしてレギュレーションを考えていますので、是非、期待してください。

競技長 大井貴之
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