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トークショー

スーパーGT、ラリー、F4、参加型「Team DIREZZA」という4カテゴリーのモータースポーツと2種類の最新タイヤをテーマにしたトークショーを展開

1DUNLOP Super GT300トークショー

1月14日と15日には、メインステージでモータースポーツにスポットを当てた4コンテンツのトークショーと、「DIREZZA ZⅢ」「LE MANS Ⅴ」という2種類の最新タイヤをテーマにしたトークショーが行われました。

まずは「DUNLOP Super GT300トークショー」。ゲストはSUBARUチーム総監督でSTIモータースポーツ プロジェクト室 室長の辰己英治さん、ドライバーの山内英輝選手と井口卓人選手、GAINERを率いてGT-RとAMG GT-3を走らせる田中哲也総監督、Audi Team HitotsuyamaでR8 LMSを駆るドライバーの藤井誠暢選手です。

2016年シーズンのSuper GT300を振り返って、辰己総監督はこう切り出しました。「今年のGT300はホントに“大変”なシーズンでした。全8戦で、勝利したのが7チーム。どこが勝つのか、わからない状況が続きました」。

田中総監督は「ウチは波に乗り切れなかったという感じ。GT300は主要チームの力が拮抗していて、とりこぼしがなければどこもチャンピオンになれるという状況でしたね」。

DUNLOPタイヤについては、両監督とも「6、7月のテストで大きく改善されました。DUNLOPのエンジニアがよく対処してくれましたね」。また、辰己総監督は「タイヤがよくなった後の第6戦の鈴鹿でようやく勝てたのですが、実はこの時はラジエーターに穴が開くなどのトラブルが発生して何とかトップでゴールしたときは嬉しいというよりもホッとしました。

途中でメカがバツの動きをしたときは、“あ~、これで終わりか”と(笑)。今年の鈴鹿は気温がわりと低かったことが幸いでした」。これを受けて山内選手は、「ピットから“水温は大丈夫か?”と無線が入ったのですが、“大丈夫!”と即答しました。実はここまできたら(4スティント目だった)何とかなると思って、水温計を見ないで答えたのですが(笑)」。

井口選手はクールに「みんなで困難を乗り越えましたね。いい勝利でした」。一方、DUNLOPユーザー最上位のシリーズランキング3位を獲得した藤井選手は、「Audi R8 LMSはFIA-GT3マシンとして先に完成度が高まっていました。最終戦と併催された第3戦代替戦ではDUNLOPタイヤとのマッチングもよく、見事に初勝利を飾れました」と、シーズンの感想を述べていました。

ここで辰己総監督が問題提起。「GT300クラスのマシンはエンジン排気量、駆動方式、製造国など、さまざま。スバルのBRZの排気量は2ℓで、藤井選手のHitotsuyama Audi R8 LMSは5.2ℓ、田中監督のところのGAINER TANAX AMG GT3は6.2ℓもある。それなのに、レースでのタイムは僅差。レギュレーションの妙だよね」。山内選手は「BRZはストレートで勝てない分、コーナーで思い切りやる」。井口選手は「それがスバルの戦い方。そのぶん、トラブルも多くなるのですが」。

これを受けて田中総監督が「それで勝てないときは作戦を立てる監督の責任。勝ったときは選手の功績。監督はつらいよ(笑)。あと、レースでのタイムが僅差なのは、年間を通して使えるタイヤの本数制限があるのも一因。タイヤのマネジメントは、シーズンを戦ううえで本当に重要です」。この意見には、登壇した全員が深くうなずいていました。

トークの締めくくりは2017年シーズンに向けた抱負。井口選手は「BRZでのGT300制覇」、山内選手は「GT300制覇とWRX STIでのニュルブルクリンク24時間レース3連覇」、藤井選手が「もっと速く走る」と宣言。

そして田中総監督は「DUNLOPユーザーがもっと速くなる。そして最後はGAINERが勝つ」、辰己総監督は「レースでの勝利はもちろんですが、レースは技術、そして技術者を育てることにつながる。2017年もスバルとDUNLOPの技術をさらに磨いていきたいですね」とまとめました。

2ラリー楽しみ方指南

2つめのトークショーのテーマは「ラリー楽しみ方指南」です。ゲストには2016年シーズンの全日本ラリー選手権で、DUNLOPのラリー用タイヤを履いたSUBARU WRX STIを駆ってチャンピオンに輝いた勝田範彦選手とコ・ドライバーの石田裕一選手を招きました。

まずラリー競技の特徴について、勝田選手は2つのポイントあげました。「ダートなどのグラベル、舗装路のターマック、そして雪道など、さまざまな路面、それも刻々と変わる路面を、テクニックを駆使して走る」「1人ではなく、コ・ドライバーとタッグを組んで走る。さらに、サービスではメカがクルマを直すので、チームとしてモータースポーツか楽しめる」。つまり、モータースポーツという競技を色々な路面で、さらに多人数で満喫し、勝利も敗北も分かち合えることがラリーならではの魅力というわけです。

昨年の勝田/石田選手組はシーズン最終戦の新城ラリーでの逆転チャンピオン、しかも勝田選手にとっては3年ぶりのタイトル、石田選手にとっては悲願の最高クラス(JN6)初タイトルとなっただけに、勝利の喜びはひとしおでしょう。

今回のトークショーでは、ペースノートの見方やラリー用語の解説なども披露されました。Rが右コーナー、Lが左コーナー、それに付随する数字はコーナーの大きさ(勝田/石田選手組は10段階で区分。0はサイドブレーキを引かないと曲がれないほどのタイトなコーナーで、数字が上がるほど緩やかになっていく)など、一通りの解説を行った後、モニターを使った走行画面へ。

映像は車内から撮った実際のSS(スペシャルステージ)アタックで、最初に通常の走行風景のみ、次にペースノートと合わせた2画面、そして最後にペースノートの記号と数値を走行風景に挿入した映像を流しました。ペースノートの内容を読み上げる石田選手の声も注目点。

きついコーナーでは音階を高くし、勝田選手にはっきりと伝わるように配慮。また、勝負をかけるシーンでは素早く読んだり、完走を目指すシーンでは要注意の場所を強調して読んだりと、シチュエーションによって読み分ける工夫も凝らすそうです。

勝田選手は「石田さんの声は聞き取りやすく、工夫も素晴らしい」、石田選手は「勝田さんに合わせた読み方の工夫がうまくいったときは、ホントに最高」と、お互いをねぎらっていました。また、2017年シーズンについては、「チャンピオンは取ることよりも守ることのほうが難しい。この課題に向かって、懸命にやっていく」と、抱負を語っていました。
最後に、2人の選手はラリーの“始めやすさ”を来場者に強調しました。基本のラリー用装備さえつければナンバー付きの車両で参戦できる、簡単に取得できる国内B級ライセンスでエントリーできる――。敷居の低さとともに、ドライビングスキルが飛躍的に向上するモータースポーツが、ラリーの魅力なのです。

3GTプラス コラボステージ FIA F4 トークショー

3つめは「GTプラス コラボステージ FIA F4 トークショー」。FIA F4で活躍する新進気鋭の若手ドライバーたちをゲストに招き、華やかなトークショーが行われました。 FIA F4とは、次世代のモータースポーツを担う若いドライバーたちの育成を目的に、世界自動車連盟(FIA)が提唱する新たなフォーミュラカテゴリー。全世界で同規格の車両を使用して行われるワンメイクレースで、全車両にダンロップタイヤが採用されています。日本ではスーパーGTと併催されており、若手ドライバーの登竜門としてプロドライバーや有名チームの間でも大注目されているカテゴリーです。

この日、ステージに立ったのは、FIA F4のプロジェクトリーダーである服部尚貴さん、2016年FIA F4ジャパニーズチャンピオンシップ チャンピオンの宮田莉朋選手、同年間2位の阪口晴南選手、そして女性ドライバーを代表して牛井渕琴夏選手。

さらに、会場に遊びに来ていた2015年初代シリーズチャンピオンで現在はF3で活躍する坪井翔選手も急遽参加し、「FIA F4での経験がとても役に立っています。これからの活躍が楽しみですね」と、3人の選手に激励の言葉を送りました。

宮田選手と阪口選手はなんと17歳の現役高校生。カート時代からのライバル関係で、この2016年のFIA F4でも、しのぎを削りチャンピオン争いを繰り広げました。宮田選手と坂口選手は2016年を振り返り、「チャンピオンを取ることができうれしい1年でした。

ダンロップタイヤが支えてくれました」と喜びを噛みしめる一方、阪口選手は「宮田選手に敗れたのは悔しかったけれど、来年こそは勝ちにいきます」と、勝負心を露わにしました。

ショーの中盤では、各選手の“ベストシーン”の映像を披露。牛井渕選手は10番グリッドからのスタートから3番手まで上りつめたシーンをピックアップ。スクリーンにはスタートからぐいぐいと攻める牛井渕選手の映像が映し出されました。

阪口選手は第13戦のスタートシーンをあげ、「3番グリッドからのスタートだったが、トップに躍り出ることができた時はとてもうれしかった」と、その時の喜びを表現。宮田選手も同じく第13戦で、接触して車両にダメージを受けたにも関わらずファストストラップ(参加選手の中で最も速いタイム)を記録したことをあげました。普段からとても仲のいい宮田選手と阪口選手ですが、この第13戦から最終戦が終わるまでの間は「口を利かず、2人の間に緊張感が漂っていた」という裏話もありました。

宮田選手はレースの難しさとして、「ドライタイヤ/レインタイヤのセレクト」をあげました。レースでは天候や戦略に応じたタイヤの使いこなしが重要になりますが、レインタイヤを選んだにも関わらずレースの途中で路面が乾いてしまい、思うように結果が出ず悔しい想いをしたことがあったそうです。

服部さんによると「FIA F4は全選手がイコールコンディションで行いますから、コンディションに合ったタイヤを選ぶことはとても大切。さらに、微妙な空気圧のバランスなどちょっとしたことで差がついてしまいます」とのこと。ワンメイクレースならではの難しさを解説し、タイヤのメンテナンスが勝敗を分ける大切なファクターになると話しました。

レース中のタイヤマネジメントについて聞かれると、全選手が口をそろえて「タイヤのことを特に気にしなくてもレースに集中できる。それがダンロップタイヤですね」といい、未来に羽ばたくドライバーをサポートするダンロップタイヤの魅力を伝えました。

4あなたもTeam DIREZZAトークショー

4つめのテーマは参加型モータースポーツの「あなたもTeam DIREZZAトークショー」。登壇したのは、ホンダS660でサーキットデビューを果たした元SKEの梅本まどかさんとコーチ役を務めたレーシングドライバーの山内英輝選手、元レースクイーンでモデルの桃原美奈さん、そして「梅本まどかのサーキットでGo!」をプロデュースしたAUTOSPORT Webの水野智之さんです。

Team DIREZZAは、初心者から上級者までサーキット走行をはじめとするスポーツドライビングを楽しむためのさまざまな情報コンテンツを定期的に発信する総合情報サイトです。

ここでレース好きのアイドルの梅本まどかさんが、タイムアタックイベントの「DIREZZA CHALLENGE Online」に挑戦する企画を展開。「梅本まどかのサーキットでGo!」というタイトルのもと、レーシングドライバーの山内選手をコーチに迎えて、モータースポーツの世界に憧れていた梅本さんがレースへの“興味”から“参加”にステップアップするプロセスを動画などで配信していきました。

トークショーは梅本さんのサーキットデビューの話から始まりました。「最初は四輪レース用ヘルメットの視界の狭さやシートベルトでのがっちりとした固定などにとまどった」という梅本さん。基本的なレクチャーを受けてサーキットに乗り込んだのはいいものの、当初は頭のなかが真っ白で、ピットロードと違うところからサーキットコースに入ったとか。

しかし、持ち前のやる気と気の強さ(山内選手・談)が功を奏し、ドラテクはグングンと成長。そして、カート経験はあるもののペーパードライバーに近いモデルの桃原さんと茂原ツインサーキットでのタイムアタックで対決することとなりました。「企画タイトルの“梅本まどか”が“桃原美奈”に変えられないよう、必死だった」という梅本さんは、結果的に約20秒の大差をつけて桃原さんに勝利。見事にチャレンジを成功させました。

タイムアタックでは茂原ツインサーキットの最終コーナーの縁石でS660を勢いよく跳ね上がらせるほどの激走を見せ、山内選手や水野さんを不安がらせた梅本さん。「気軽に参加できるTeam DIREZZAのフレンドリーな雰囲気が好き」「今年はもっともっと速く走りたい」と意気込む彼女の視線は、さらなる高みを見据えているようです。

5DIREZZA ZⅢトークショー

5つめのテーマは、DIREZZA ZⅢの高性能を披露する「DIREZZA ZⅢトークショー」。ステージにはレーシングドライバーでDIREZZA ZⅢを履くDUNLOP×BLITZ ROADSTERを筑波サーキットで試乗した山内英輝選手と、DIREZZA ZⅢの開発を担当した住友ゴム工業・開発本部の岡田崇史さんが登壇しました。

山内選手は開口一番、「DIREZZA ZⅢはDIREZZA ZⅡ★に比べてグリップ性能が確実に向上した」と指摘します。「筑波の最終コーナーで(アクセルを)安心して踏んでいける。

コーナー手前のブレーキポイントも、より深い位置で止まれるようになった」。この感想に対して岡田さんは、「新グリップ向上剤を採用したハイグリップコンパウンドにより、グリップ性能を向上させました。また、通常よりポリマー鎖を長くした高分子量ポリマーによって、耐摩耗性も引き上げています。

消しゴムで例えると、カスが出にくい構造。熱ダレも抑制していますよ」と回答しました。ちなみに設計においては、「スーパーコンピュータの京を積極的に活用した」(岡田さん)そうです。
「パターンデザインもDIREZZA ZⅡ★から変えています。センターリブをワイド化し、さらにランド比を高めることで、剛性のアップと接地の均一性を達成しました」と、岡田さんは話を続けます。これに対して山内選手は、「タイヤの減り方がきれいになりましたよね。それと、ステアリング操作に対する反応も良くなった」と言葉を返しました。ここでMCを務めていたピエール北川さんが「よく見ると、ショルダー部がDIREZZA ZⅡ★より丸くなっていますね。2輪用のタイヤのように……」と指摘。すかさず岡田さんは「実は以前に2輪のレース用タイヤの設計などもやっていまして。DIREZZA ZⅢの開発では、蓄積してきた経験を目いっぱいに投入しました」と答えました。

最後に山内選手と岡田さんは、ユーザーへのメッセージを発信しました。「とにかく履いてみてほしい。そして、できればサーキットを走ってほしい。グリップの向上が、存分に感じられるはずです。LAPタイプも上がると思いますよ」と山内選手。岡田さんは、「発売は2月なんですが、1日でも早くお客さんに届けたいという気持ちでいっぱいです。それと、グリップ性能の向上に限界はないというのが私の開発信条。これからも、使う人がもっと満足できるタイヤを作っていきたいと思っています」と、意気込みを示していました。

6NAVI CARS×DUNLOP LE MANSトークショー

 そして6つめはLE MANS Ⅴの特長である静粛性や快適性を主題に、ロングドライブや旅をテーマとした「NAVI CARS×DUNLOP LE MANSトークショー」。登壇したのはNAVI CARS編集長の河西啓介さんとクリエーターで写真家、タレントとマルチで活躍する桐島ローランドさんです。

旧知の間柄という2人のトークショーは、クルマでの旅、そしてロングドライブの楽しさをメインに進められました。長い旅が好きで、いままでに85カ国あまりを訪問、今後は100カ国を目指すという桐島さんは、「ロングドライブでは、タイヤの大切さがよくわかります。うるさかったり、乗り心地が悪かったりすると、ホント疲れが増しますから」と発言。さらに、「海外では日本のようにインフラが整備されていないところが多く、移動手段はクルマが主。そういった地域では、タイヤに対する考え、具体的には乗り心地や耐久性、コストなどに非常にシビア」と指摘しました。この意見に対して河西さんは「タイヤを履き替えると、クルマの印象が大きく変わる。アラフィフのボクらにとって、静粛性や乗り心地は重要な要素」と返し、「その意味で、快適性能を向上させたLE MANS Ⅴは注目のタイヤ」と付け加えました。

ちなみに桐島さんは「LE MANS Ⅴには乗り心地が向上するSHINOBIテクノロジーという新技術が採用されているけど、実は東京オートサロンにはクルマ好きの芸能人が“お忍び”で来場していますよ」と、語呂合わせのユニークな内輪話を披露していました。